GDP(国内総生産)
GDPとは、Gross Domestic Productの略称です。日本語では「国内総生産」といいます。一定の期間に国内で産出された付加価値の総額のことです。
GDP
定義
GDPとは一定期間内に国内で生み出された付加価値のことです。例えば、50円でパンの材料となる小麦を仕入れて、30円の人件費でパンを一つ製造したとします。このパンを120円で売ったとすれば、付加価値は40円となります。
出典: 経済まるみえ
実質GDPと名目GDPについて
実質GDP
実質GDPとはインフレを考慮したGDPのことです。インフレによって通貨の価値が下落すると、あらゆる価格が上昇します。先ほどのパンの例では、原材料・人件費・販売価格の全てが上昇します。その際、付加価値の価格も上昇しますが、それは付加価値を大きくできたのではなく、インフレによって名目上増えただけです。したがって、その場合は実質GDPは横ばいとなります。
名目GDP
インフレを考慮しないGDPです。インフレが進んでも名目GDPは増加します。