イールドカーブ推移
イールドカーブとは、同じ発行体(ここでは日本国債)の残存年限(満期までの期間)と金利水準の関係を示した曲線です。 横軸に年限(1年〜40年)、縦軸に利率(%)をとり、その形状(右上がり・フラット・逆転)から 市場が将来の景気・インフレ・金融政策をどう見ているかを読み取ることができます。 再生ボタンを押すと月次でカーブの変化を確認できます。
📖 この指標の読み方
順イールド(右上がり): 通常の形状。長期金利が短期金利より高く、景気拡大・インフレ期待を示します。
フラット化: 短期・長期の差が縮小。景気のピークや金融引き締めの局面でよく見られます。
逆イールド(右下がり): 短期金利が長期金利を上回る状態。景気後退の前兆とされます。
日本では日銀のYCC(イールドカーブ・コントロール)政策が2016〜2024年にかけてカーブの形状を大きく変化させました。
このデータの説明
📊 イールドカーブとは
財務省が公表する国債の各年限(1年・2年・5年・10年・20年・30年・40年)の利回りをつないだ曲線です。 グラフは月次データを使用しており、スライダーまたは再生ボタンで時系列変化を確認できます。
📈 経済への影響
イールドカーブの形状は、住宅ローン金利・企業の設備投資・銀行の収益性など幅広い経済活動に影響を与えます。 逆イールドは銀行の利ざや縮小につながり、貸し出しが抑制されることで景気後退を招きやすいとされています。
🌐 日本の特徴
日本は長らく超低金利・ゼロ金利政策のもとでフラットなイールドカーブが続きました。 2016年以降はYCC政策により10年債金利が目標水準に抑えられ、独特の形状を形成しました。 2024年以降は政策変更によりカーブが正常化しつつあります。