エネルギー輸入依存率 国際比較ランキング・比較グラフ

データ更新: 2026年08月03日 19:34

エネルギー輸入依存率は、一次エネルギー消費量に占める純輸入量の割合(%)を示します。資源小国の日本・韓国は80%超の高い輸入依存率を持ちます。産油国(サウジアラビア・ノルウェー等)ではマイナス値(純輸出)となります。エネルギー安全保障の文脈で、地政学リスクに対する各国の脆弱性を示す重要指標です。国内の発電構成は石炭火力発電比率原子力発電比率、天然ガス収入国側の状況は天然ガス収入依存度で確認できます。本ページでは推移グラフに加え、年別の国際ランキング(棒グラフ・テーブル)も掲載しています。

📖 この指標の読み方

横軸が年、縦軸がエネルギー輸入依存率(%)を示します。赤線が日本です。値がマイナスの国は純輸出国(産油国等)です。値が高いほどエネルギー安全保障上の脆弱性が高いことを示します。グラフの下に年別の国際ランキング(棒グラフ+テーブル)も掲載しています。

calendar_month2023年時点(88カ国)
日本
87.3 %
アメリカ
-9.0 %
ドイツ
70.5 %
英国
44.0 %
フランス
47.1 %
イタリア
79.6 %
カナダ
-89.6 %
韓国
84.6 %

エネルギー輸入依存率 国際ランキング(年別)

ランキングテーブル

順位国・地域エネルギー輸入依存率(%)

データテーブル

quiz よくある質問

エネルギー輸入依存率とは何ですか?

一次エネルギー消費量に占める純輸入量(輸入-輸出)の割合(%)を示す指標です。値がマイナスの国はエネルギーの純輸出国(産油国など)であることを意味し、値が高いほど国内生産で賄えないエネルギーを多く輸入していることを示します。

日本の順位は?

日本は最新データでエネルギー輸入依存率7位(88カ国中)です。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。

日本のエネルギー輸入依存率が高いのはなぜですか?

日本は石油・天然ガス・石炭のほぼ全量を輸入に頼っており、依存率は約90%と先進国でも最高水準です。東日本大震災後の原発停止でLNG輸入がさらに増加し、依存度が高まりました。円安局面では輸入コストが経常収支を圧迫する要因にもなります。

エネルギー輸入依存率と経常収支の関係は?

エネルギー輸入は日本の輸入額の大きな割合を占めるため、エネルギー価格の上昇や円安局面では経常収支(対GDP比)国際比較の悪化要因となります。両指標を合わせて見ることで、エネルギー価格変動が国全体の対外収支に与える影響を把握できます。

データ出典・更新頻度は?

世界銀行(World Bank)Open Data(EG.IMP.CONS.ZS)。国際エネルギー機関(IEA)のデータをもとに年次で更新され、1990年以降のデータを収録しています。

このデータの説明

エネルギー輸入依存率の計算方法

エネルギー輸入依存率は「(エネルギー輸入量 - エネルギー輸出量)÷ 一次エネルギー消費量 × 100」で算出されます。 一次エネルギーとは石油・天然ガス・石炭・原子力・水力・再生可能エネルギーなど、 変換前の元の形態のエネルギーを指します。 値がマイナスになる場合、その国はエネルギーの純輸出国であることを示します (ノルウェー・カナダ・ロシア・サウジアラビアなど)。

日本のエネルギー輸入依存と経済への影響

日本は石油・天然ガス・石炭のほぼ全量を輸入に依存しており、エネルギー輸入依存率は約90%と 先進国の中でも最高水準です。2011年の東日本大震災による原子力発電所の全停止後、 LNGなどの輸入が急増し、依存率がさらに高まりました。 エネルギー輸入コストは日本の経常収支に直接影響し、円安局面では輸入額が膨らみ 「悪い円安」として経済的な懸念が生じます。 原発再稼働・再生可能エネルギー拡大によるエネルギー自給率向上が政策課題となっています。

データ出典・更新頻度

世界銀行(World Bank)Open Data(EG.IMP.CONS.ZS)。 国際エネルギー機関(IEA)のデータをもとに年次で更新されます。 1990年以降の年次データを収録しており、最新データは2023年分まで公表されています。

データソース

提供元: 世界銀行(World Bank)

Data source: World Bank Open Data (https://data.worldbank.org). Licensed under CC BY 4.0.