GDPデフレーター 国際比較ランキング・比較グラフ
GDPデフレーターは、名目GDPを実質GDPに変換する際に使用する物価指数の前年比変化率(%)です。消費者物価指数(CPI)が家計の消費バスケットだけを対象とするのに対し、GDPデフレーターは国内で生産された財・サービス全体(消費・投資・政府支出・輸出)を対象としますが輸入品は含みません。日本では長期にわたるデフレ脱却の判断指標として広く参照されており、世界銀行が1990年以降のデータを年次で公表しています。消費者物価ベースの物価動向はインフレ率(消費者物価上昇率)、日本国内の詳細な推移はGDPデフレータ推移グラフ(暦年)で確認できます。本ページでは推移グラフに加え、年別の国際ランキング(棒グラフ・テーブル)も掲載しています。
📖 この指標の読み方
横軸が年、縦軸がGDPデフレーターの前年比(%)を示します。赤線が日本です。プラスがインフレ(物価上昇)、マイナスがデフレ(物価下落)を意味します。日本は1990年代後半から長期デフレに陥り、マイナスが続きましたが、2022年以降は資源高・円安を背景にプラスに転換しています。名目GDPと実質GDPの差がこのデフレーターに対応します。グラフの下には年別の国際ランキング(棒グラフ+テーブル)も掲載しています。
GDPデフレーター 国際ランキング(年別)
ランキングテーブル
| 順位 | 国・地域 | GDPデフレーター(前年比%) |
|---|
データテーブル
よくある質問
GDPデフレーターとは何ですか?
GDPデフレーターは、名目GDPを実質GDPに変換する際に用いる物価指数の前年比変化率(%)です。消費者物価指数(CPI)と異なり輸入品を除く国内生産全体(消費・投資・政府支出・輸出)の物価変動を示し、日本のデフレ脱却の公式判断に用いられます。
日本の順位は?
日本は最新データでGDPデフレーター(前年比)112位(229カ国中)です。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
日本はなぜ長期間デフレが続いたのですか?
日本のGDPデフレーターは1995年頃からマイナスに転じ、2000〜2020年代前半までほぼ継続してマイナスが続きました。これが「失われた30年」と呼ばれる長期デフレの実態です。2022年以降は円安・資源高・賃上げを背景にプラスに転換しています。
CPI(消費者物価指数)との違いは何ですか?
CPIは家計が購入する財・サービスの価格変動を測るのに対し、GDPデフレーターは国内で生産されたGDP全体の物価変動を測ります。輸入品の価格はCPIには含まれますがGDPデフレーターには含まれないため、資源高局面では両者が乖離することがあります。詳しくはインフレ率(消費者物価上昇率)国際比較で確認できます。
データ出典・更新頻度は?
世界銀行(World Bank)Open Data(NY.GDP.DEFL.KD.ZG)。各国の国民経済計算をもとに年次で更新されます。
このデータの説明
GDPデフレーターとCPIの違い
消費者物価指数(CPI)は家計が購入する財・サービスの価格変動を測るのに対し、 GDPデフレーターは国内で生産されたGDP全体(消費・投資・政府支出・輸出)の物価変動を測ります。 輸入品の価格はCPIには含まれますがGDPデフレーターには含まれないため、 原油・天然ガスなど輸入資源の価格急騰期には両者が乖離することがあります。 日本は資源輸入大国のため、2022〜2023年の資源高局面でCPIは急上昇したにもかかわらず、 GDPデフレーターの上昇は相対的に緩やかでした。
日本のデフレ・インフレの動向
日本のGDPデフレーターは1995年頃からマイナス(デフレ)に転じ、 2000〜2020年代前半にかけてほぼ継続してマイナスが続きました。 これが「失われた30年」と呼ばれる長期デフレの実態です。 2022年以降は円安・資源高・賃上げを背景にプラスに転換しており、 2025年最新データでデフレ脱却の定着を確認できます。
データ出典・更新頻度
世界銀行(World Bank)Open Data(NY.GDP.DEFL.KD.ZG)。 各国の国民経済計算をもとに年次で更新されます。最新データは2025年分まで公表されています。 クレジット: World Bank Open Data. (World Bank). Licensed under CC BY 4.0.