日本の国民医療費推移グラフ
国民医療費は、厚生労働省が毎年公表する統計で、傷病の治療に要する診療費・調剤費・入院費など医療保険給付の対象となる費用の総額です。日本の国民医療費は高齢化の進展により一貫して増加しており、2021年度には約45.0兆円(対GDP比8.1%)に達しました。医科診療・歯科診療・薬局調剤・入院外など診療種類別の内訳を確認でき、高齢社会における医療費増大の構造が把握できます。
📖 この指標の読み方
国民医療費の増加が経済成長(GDP成長率)を上回る状態が続くと、社会保障財政を圧迫します。高齢化率が1%上昇するごとに医療費が数千億円規模で増加するとされており、将来の医療費推計は財政政策の重要な課題です。1人当たり医療費は高齢者(70歳以上)が若年層の約5倍の水準にあり、年齢構成の変化が総医療費に与える影響が大きいです。
データテーブル
| 年度 | 系列名 | 値 | 単位 | 速報/確報 |
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このデータの説明
国民医療費とは
国民医療費とは、当該年度内の医療機関等における傷病の治療に要する費用を推計したものです。 医科診療・歯科診療・薬局調剤・入院時食事・訪問看護等にかかる費用が含まれます。 正常な妊娠・分娩、健康診断・予防接種などの費用は含まれません。
医療費増加の背景
日本の国民医療費は高齢化の進展、医療技術の高度化・高額医薬品の普及により長期的に増加しています。 1人当たり医療費も一貫して上昇しており、社会保障財政における重要な課題となっています。
単位について
総額・医科診療(入院・入院外)の単位は億円、1人当たり医療費の単位は千円です。 グラフでは左軸(億円)と右軸(千円)の二軸表示となっています。
データの更新頻度
国民医療費は年度単位で公表されます。速報値は翌年度中に、確報値はさらに1〜2年後に公表されます。