定期預金金利
日本銀行が毎月公表している定期預金の預入期間別平均金利から、預金者が実際に得られる金利水準を示しています。マネーストック・マネタリーベース(残高)と対になる、貸出約定平均金利(借り手が支払う金利)と並ぶ重要指標で、利上げが預金者にどの程度還元されているかを確認できます。総合に加えて、3か月以上6か月未満から3年以上4年未満までの預入期間別に比較できます。
📖 この指標の読み方
コールレート(政策金利)が上昇すると、銀行は調達した資金を貸出に回すだけでなく、預金者への還元として定期預金金利を引き上げる傾向があります。2024年の日銀によるマイナス金利解除以降、定期預金金利がどの程度・どのスピードで上昇しているかを確認することで、利上げが預金者にも恩恵をもたらしているかを把握できます。一般的に預入期間が長いほど金利は高めに設定される傾向があります。
📊 直近: 2026年4月の定期預金金利(総合)は0.700%です。データテーブル
| 年・月 | 預入期間 | 金利 |
|---|
このデータの説明
定期預金の預入期間別平均金利とは
銀行が新たに定期預金を受け入れる際の契約金利を、預入金額で加重平均した指標です。 預入金額の区分は「総合」(全金額合算)に固定し、預入期間(3か月~4年)別の 金利差を比較できます。
貸出約定平均金利との関係
銀行は預金として集めた資金を貸出に回すため、貸出約定平均金利(借り手が支払う金利)と 定期預金金利(預金者が得られる金利)の差が、銀行の利益(利鞘)の源泉となります。 両指標を併せて見ることで、利上げの恩恵が借り手・預金者のどちらに大きく及んでいるかを 分析できます。
預入期間による金利差
一般的に、預入期間が長いほど資金が長期間固定されるため、銀行はより高い金利を提示する 傾向があります。ただし、金利の先高観が強い局面では、短中期の金利が長期を上回ることもあり、 イールドカーブの形状から将来の金利動向に対する市場の見方を読み取ることもできます。