対外・対内証券投資(NISA関連の資金フロー)

日本銀行が毎月公表している国際収支統計のうち、証券投資(株式・投資信託・債券等への投資)の対外・対内フローを示しています。「対外証券投資」は日本の居住者(個人・機関投資家)による海外証券への投資、「対内証券投資」は海外投資家による日本国内証券への投資です。既存の国際収支統計(証券投資の合計値のみ)には対外・対内の方向や株式限定の内訳が含まれておらず、新しい情報です。2024年開始の新NISAによる資金流出の実態を直接的に確認できます。

📖 この指標の読み方

符号の読み方に注意してください。国際収支統計の計上方法により、「対外証券投資(資産)」はマイナスが投資の増加(資金が海外へ流出)、プラスは投資の減少(資金が国内に戻る)を意味します。一方「対内証券投資(負債)」はプラスが投資の増加(資金が国内へ流入)を意味します。つまり「対外・株式等」がマイナス方向に大きいほど、日本人が海外株式・投資信託への投資を積極的に増やしている(新NISA等を通じた資金流出が拡大している)ことを示します。

📊 直近: 2026年4月は対外・株式等への投資で0.37兆円の資金が海外に流出しました。
🕒 データ更新日時: 2026年06月22日 17:06
分類:

データテーブル

年・月 分類 金額

このデータの説明

国際収支統計の符号規約

国際収支統計では複式計上の原理に基づき、「資産」は増加がマイナス・減少がプラス、 「負債」は増加がプラス・減少がマイナスとして記録されます。これは一般的な「資産が 増えたらプラス」という直感とは逆になるため、注意が必要です。

新NISAと対外証券投資

2024年に開始した新しいNISA(少額投資非課税制度)では、年間投資枠が大幅に拡大され、 米国株式インデックスファンド等、海外資産への投資が個人投資家の間で急増しました。 この資金の流れは「対外・株式等」の動きとして、本統計に直接反映されます。

対内証券投資(外国人の日本株投資)との対比

「対内・株式等」は、海外の投資家が日本の株式・投資信託にどれだけ投資しているかを示します。 東京証券取引所の改革や企業のガバナンス改善を背景に、海外投資家による日本株買いが 注目される局面もあり、対外・対内の両方向の資金フローを比較することで、内外の 資金移動の全体像を把握できます。

データソース

提供元: 日本銀行

このサービスは、日本銀行時系列統計データ検索サイトのAPI機能を使用していますが、サービスの内容は日本銀行によって保証されたものではありません。