温室効果ガス総排出量 国際比較グラフ
温室効果ガス(GHG)総排出量は、CO2だけでなくメタン(CH4)・一酸化二窒素(N2O)・フッ素系ガスを含む全温室効果ガスの排出量合計を百万トンCO2換算(Mt CO2e)で示した指標です。CO2排出量のみを示す指標と異なり農業・廃棄物・工業プロセスからの排出も含むため、各国の気候変動対策の全体像を把握するのに適しています。世界銀行が1990年以降のデータを年次で公表しており、2024年最新データまで確認できます。
📖 この指標の読み方
横軸が年、縦軸が温室効果ガス総排出量(百万トンCO2換算)を示します。赤線が日本です。中国・アメリカ・インドが圧倒的に多く、日本はG7の中でドイツと並ぶ排出規模です。1990年比での削減率はパリ協定目標の評価基準として重要です。CO2排出量(別ページ)との差がCH4・N2Oなど非CO2ガスの寄与を示します。
📊 直近: 2024年の日本の温室効果ガス総排出量は1,063.3百万トンCO2換算です。データテーブル
このデータの説明
CO2排出量との違い
CO2排出量は化石燃料燃焼・セメント製造などからの二酸化炭素のみを対象としますが、 GHG総排出量はメタン(畜産・稲作・廃棄物処分場)・一酸化二窒素(農業・化学品)・ フッ素系ガス(冷媒・半導体製造)も含みます。 メタンはCO2の28倍(AR5基準100年)、一酸化二窒素は265倍の温暖化力を持つため、 農業・畜産規模の大きい国ではGHG総排出量がCO2排出量を大きく上回ります。
日本の温室効果ガス削減目標
日本は2030年度に2013年度比46%削減、2050年カーボンニュートラルを政府目標として掲げています。 1990年比での削減進捗はパリ協定の評価基準として重要で、 電力・産業・運輸・農業の各部門別削減がカギとなっています。 2024年最新データで日本・主要国のGHG削減進捗を確認できます。
データ出典・更新頻度
世界銀行(World Bank)Open Data(EN.GHG.ALL.MT.CE.AR5)。 Climate Analysis Indicators Tool(CAIT)のデータをもとにAR5基準で集計・年次更新されます。 最新データは2024年分まで公表されています。