GDPデフレーター 国際比較グラフ

GDPデフレーターは、名目GDPを実質GDPに変換する際に使用する物価指数の前年比変化率(%)です。消費者物価指数(CPI)が家計の消費バスケットだけを対象とするのに対し、GDPデフレーターは国内で生産された財・サービス全体(消費・投資・政府支出・輸出)を対象としますが輸入品は含みません。日本では長期にわたるデフレ脱却の判断指標として広く参照されており、世界銀行が1990年以降のデータを年次で公表しています。

📖 この指標の読み方

横軸が年、縦軸がGDPデフレーターの前年比(%)を示します。赤線が日本です。プラスがインフレ(物価上昇)、マイナスがデフレ(物価下落)を意味します。日本は1990年代後半から長期デフレに陥り、マイナスが続きましたが、2022年以降は資源高・円安を背景にプラスに転換しています。名目GDPと実質GDPの差がこのデフレーターに対応します。

📊 直近: 2025年の日本のGDPデフレーターは+3.42%(インフレ(物価上昇))です。
🕒 データ更新日時: 2026年07月05日 19:46

データテーブル

このデータの説明

GDPデフレーターとCPIの違い

消費者物価指数(CPI)は家計が購入する財・サービスの価格変動を測るのに対し、 GDPデフレーターは国内で生産されたGDP全体(消費・投資・政府支出・輸出)の物価変動を測ります。 輸入品の価格はCPIには含まれますがGDPデフレーターには含まれないため、 原油・天然ガスなど輸入資源の価格急騰期には両者が乖離することがあります。 日本は資源輸入大国のため、2022〜2023年の資源高局面でCPIは急上昇したにもかかわらず、 GDPデフレーターの上昇は相対的に緩やかでした。

日本のデフレ・インフレの動向

日本のGDPデフレーターは1995年頃からマイナス(デフレ)に転じ、 2000〜2020年代前半にかけてほぼ継続してマイナスが続きました。 これが「失われた30年」と呼ばれる長期デフレの実態です。 2022年以降は円安・資源高・賃上げを背景にプラスに転換しており、 2025年最新データでデフレ脱却の定着を確認できます。

データ出典・更新頻度

世界銀行(World Bank)Open Data(NY.GDP.DEFL.KD.ZG)。 各国の国民経済計算をもとに年次で更新されます。最新データは2025年分まで公表されています。

データソース

提供元: 世界銀行(World Bank)

Data source: World Bank Open Data (https://data.worldbank.org). Licensed under CC BY 4.0.