天然資源収入依存度(合計)国際比較グラフ
天然資源収入(合計)は、石油・石炭・天然ガス・鉱物・森林から得られる収入の合計をGDP比で示した指標です。産油国のサウジアラビアやロシア、資源大国のオーストラリアで特に高く、日本・ドイツなどの製造業国では非常に低い水準にあります。資源依存度が高い国ほど国際商品価格の変動に経済が左右されやすい傾向があります。
📖 この指標の読み方
GDP比10%超は資源依存型経済の目安で、国際商品価格の変動に経済が直接左右されます。資源依存度が長期的に低下している国は製造業・サービス業への経済多角化が進んでいる証拠です。逆に依存度が高止まりしている国は「資源の呪い」(資源収入が産業多様化を阻害する現象)のリスクが高いとされます。日本はほぼゼロで一貫しており、エネルギー・資源を輸入に頼る構造が明確に読み取れます。
📊 直近: 2021年の日本の天然資源収入(合計)はGDP比0.05%です。データテーブル
このデータの説明
天然資源収入依存度(合計)とは
石油・天然ガス・石炭・鉱物・森林の5種類の天然資源から得られる収入の合計を GDPに対する比率で示した指標です。 世界銀行が各国の産出量・国際価格・生産コストを基に算出しています。 この指標が高い国ほど、国際商品市場の価格変動が国内経済に大きな影響を与えます。
資源依存型経済と非資源型経済
サウジアラビア・ロシア・ノルウェー・オーストラリアなどは高い資源依存度を持ちます。 一方、日本・ドイツ・韓国などの製造業・技術立国は天然資源に乏しく、 GDP比での資源収入は1%未満にとどまります。 「オランダ病」と呼ばれる資源依存による製造業の空洞化リスクも議論されています。
データ出典
世界銀行(World Bank)Open Data(NY.GDP.TOTL.RT.ZS)。 石油・天然ガス・石炭・鉱物・森林の各収入を合計したGDP比。最新データは2021年。