貿易開放度 国際比較グラフ
貿易開放度は、財・サービスの輸出額と輸入額の合計をGDPで割った割合(%)を示す指標です。世界銀行が1960年以降の年次データを公表しており、各国の対外貿易への依存度・開放性の比較に広く用いられます。数値が高いほど経済の対外貿易への依存度が高く、低いほど内需主導の経済構造に近いことを意味します。トランプ関税に代表される保護主義の台頭で各国の貿易開放度の変化が注目されています。2024年最新データまで確認できます。
📖 この指標の読み方
横軸が年、縦軸が貿易開放度(輸出入合計のGDP比、%)を示します。赤線が日本です。シンガポール・オランダのような小国・貿易立国は200%を超えることもあります。アメリカ・日本のような大国は内需規模が大きいため比率が低く出やすい傾向があります。グローバル化の進展した1990〜2008年には各国で上昇し、リーマンショック後に一度低下した後、2020年代の保護主義台頭でも変化がみられます。
📊 直近: 2024年の日本の貿易開放度(輸出入合計のGDP比)は44.9%です。データテーブル
このデータの説明
貿易開放度の計算方法
貿易開放度 = (輸出額 + 輸入額)÷ GDP × 100。 財(モノ)だけでなくサービス貿易も含む幅広い指標です。 輸出比率(GDP比)・輸入比率(GDP比)のそれぞれの合計となるため、 輸出比率と輸入比率が各20%であれば貿易開放度は40%となります。 シンガポールのような中継貿易国では再輸出も計上されるため200%超になることもあります。
日本の貿易開放度の推移
日本はアメリカと並び主要国の中で貿易開放度が比較的低い国のひとつです。 内需(個人消費・設備投資)がGDPの大部分を占める大国であるため、 輸出依存度が低くなる傾向があります。 1990年代後半からアジアとのサプライチェーン統合が進み上昇傾向にあったものの、 リーマンショック(2008年)や新型コロナ(2020年)で大きく低下しました。 2024年最新データで日本・主要国の比較ができます。
データ出典・更新頻度
世界銀行(World Bank)Open Data(NE.TRD.GNFS.ZS)。 国民経済計算(SNA)ベースの輸出入データをもとに年次で更新されます。 1960年以降の年次データを収録しており、最新データは2024年分まで公表されています。