1人当たりGNI(名目USD)国際比較グラフ
1人当たりGNI(国民総所得)は、国民が国内外で得た所得の合計(GNI)を人口で割った指標で、各国の生活水準・所得水準を比較するうえで広く用いられます。GDPに海外からの純所得を加えているため、海外投資が活発な国ほど1人当たりGDPより高くなる傾向があります。世界銀行が1990年以降のデータを年次で更新しており、2025年最新データまで確認できます。
📖 この指標の読み方
横軸が年、縦軸が1人当たりGNI(USD)を示します。赤線が日本です。1990年代に日本は世界トップクラスでしたが、円安や経済停滞により相対的な順位が低下しています。アメリカ・ドイツ・シンガポールなど高所得国との差と、韓国・台湾などアジア諸国との縮まる差を確認できます。
📊 直近: 2025年の日本の1人当たりGNI(名目USD)は38,340ドルです。データテーブル
このデータの説明
1人当たりGNIとは
1人当たりGNI(国民総所得)は、国民が国内外で稼いだ所得の合計(GNI)を人口で割った値です。 GDPが国内の生産活動を示すのに対し、GNIは海外からの配当・利子収入を含むため、 海外投資が活発な日本・ドイツ・スイスなどでは1人当たりGDPより高くなる傾向があります。 世界銀行は「アトラス法」で為替変動を平滑化したGNIを公表しており、各国比較の標準指標として広く使われています。
日本の1人当たりGNIの動向
日本の1人当たりGNIは1990年代に世界最高水準の一つでしたが、 バブル崩壊後の長期停滞と円安の進行により、2000年代以降は相対的な順位が低下しました。 韓国との差が縮小し、2023年頃には逆転する局面もありました。 円安が続く限り名目USD建てGNIは目減りして見えるため、 実質的な生活水準の比較にはPPPベースの指標も合わせて参照することが重要です。
データ出典・更新頻度
世界銀行(World Bank)Open Data(NY.GNP.PCAP.CD)。 各国の国民所得統計をもとに年次で更新されます。最新データは2025年分まで公表されています。