経常収支(対GDP比)国際比較グラフ(IMF)

経常収支(対GDP比)は、貿易収支・サービス収支・第一次所得収支・第二次所得収支の合計をGDP比(%)で示した対外バランスの指標です。プラスが経常黒字、マイナスが経常赤字を意味します。IMF(国際通貨基金)が世界経済見通し(WEO)として年2回(4月・10月)公表しており、各国の国際収支動向を国際比較するうえで最も広く参照される指標の一つです。日本は長年にわたり経常黒字を維持してきましたが、円安・エネルギー価格高騰により黒字幅が縮小する局面もみられます。

📖 この指標の読み方

横軸が年、縦軸が経常収支(対GDP比、%)を示します。赤線が日本です。ゼロより上が経常黒字、ゼロより下が経常赤字を意味します。日本はモノづくり大国として長年にわたり経常黒字を維持してきましたが、リーマンショック後・東日本大震災後・エネルギー価格高騰局面では黒字幅が縮小しました。中国は輸出拡大を背景に大幅な黒字が続く一方、アメリカは構造的な経常赤字が続いています。資源輸出国(ノルウェー・サウジアラビア)は高い経常黒字を維持しやすい構造にあります。

📊 直近: 2025年の日本の経常収支(対GDP比)は+4.8%(経常黒字)です。
🕒 データ更新日時: 2026年07月16日 10:45

データテーブル

このデータの説明

経常収支(対GDP比)とは

経常収支は、貿易収支(モノの輸出入)・サービス収支(旅行・知的財産など)・第一次所得収支(海外からの利子・配当)・第二次所得収支(送金・援助など)の合計です。 GDP比(%)で示すことで国際比較を容易にしています。 IMF(国際通貨基金)が世界経済見通し(WEO)として年2回(4月・10月)公表しており、2026年の最新データまで確認できます。 経常黒字は国内の貯蓄超過を、経常赤字は国外からの資金調達超過を意味します。

各国・時代の傾向

日本は輸出型製造業の競争力を背景に長年にわたり経常黒字を維持してきました。 しかし、2011年の東日本大震災後の火力発電依存によるエネルギー輸入拡大、および2022年以降の円安・エネルギー価格高騰により黒字幅が縮小し、一時的に赤字に転落する局面もみられました。 中国は世界の工場として大規模な経常黒字を蓄積してきましたが、近年は内需拡大により縮小傾向にあります。 アメリカは内需主導の成長と消費行動から構造的な経常赤字(GDP比-3〜-4%程度)が続いており、双子の赤字として財政収支の赤字とともに問題視されることがあります。

データ出典・更新頻度

IMF(国際通貨基金)世界経済見通し(World Economic Outlook, BCA_NGDPD)。 年2回(4月・10月)更新。前年分の確定値と当年以降の予測値が同時に公表されます。 本サイトでは実績値のみを掲載しています。

データソース

提供元: IMF(国際通貨基金)