一般政府歳入(対GDP比)国際比較グラフ(IMF・財政モニター)

データ更新: 2026年08月03日 18:52

一般政府歳入(対GDP比)は、中央政府・地方政府・社会保障基金を合わせた一般政府の歳入合計(税収・社会保険料・その他収入)をGDP比(%)で示した指標です。IMF(国際通貨基金)が財政モニター(Fiscal Monitor)として年2回(4月・10月)公表しており、主要30カ国の長期時系列データで国際比較できます。国民負担率・租税負担率の議論や、財政健全化の余地を評価する際に参照される指標です。

📖 この指標の読み方

横軸が年、縦軸が一般政府歳入(対GDP比、%)を示します。赤線が日本です。値が高いほど政府の収入規模が大きく、国民負担(税・社会保険料)が重いことを意味します。スウェーデン・デンマーク・フランスなど欧州諸国は50%超の高負担モデルで、充実した社会保障を歳入で賄っています。日本・アメリカは歳入が低く「低負担・低給付(or高債務)」の構造です。歳入の低さが慢性的な財政赤字・政府債務の積み上がりにつながっています。グラフの下には年別の国際ランキング(棒グラフ+テーブル)も掲載しています。

calendar_month2025年時点(195カ国)
日本
35.8 %
アメリカ
30.9 %
ドイツ
47.9 %
イギリス
38.3 %
フランス
52.4 %
イタリア
47.9 %
カナダ
42.2 %
韓国
22.6 %

政府歳入(対GDP比)国際ランキング(年別)

ランキングテーブル

順位国・地域政府歳入(%GDP)

データテーブル

このデータの説明

一般政府歳入(対GDP比)とは

一般政府歳入(GGR_G01_GDP_PT)は、中央政府・地方政府・社会保障基金を合わせた一般政府が得る歳入合計(税収・社会保険料・その他収入)をGDP比(%)で表した指標です。 IMF(国際通貨基金)が財政モニター(Fiscal Monitor)として年2回(4月・10月)公表しており、2026年の最新データ(2025年実績)まで確認できます。 「国民負担率(租税負担率+社会保障負担率)」の国際比較の代表的指標として、財政健全化の議論で広く参照されます。

各国・時代の傾向

スウェーデン・デンマーク・フランスなど北欧・欧州大陸諸国は歳入比率が50〜55%と高く、高い税・社会保険料を財源に手厚い社会保障・公共サービスを提供しています。 アメリカは先進国中で最も低い水準(25〜35%台)を維持しており、民間部門主導の経済モデルを反映しています。 日本は先進国の中でも低い水準(30〜35%台)が続いており、歳出(38〜40%台)を下回る歳入が慢性的な財政赤字と政府債務の拡大につながっています。 リーマンショック(2008年)やコロナ禍(2020年)では各国で経済縮小に伴い歳入比率が低下しました。

データ出典・更新頻度

IMF(国際通貨基金)財政モニター(Fiscal Monitor, GGR_G01_GDP_PT)。 年2回(4月・10月)更新。前年分の確定値と当年以降の予測値が同時に公表されます。 本サイトでは実績値のみを掲載しています。

quiz よくある質問

一般政府歳入(対GDP比)とは何ですか?

中央政府・地方政府・社会保障基金を合わせた一般政府の歳入合計(税収・社会保険料・その他収入)をGDP比(%)で表した指標です。「国民負担率」の国際比較の代表的指標として、IMFが財政モニター(Fiscal Monitor)として年2回公表しています。

日本の順位は?

日本は最新データで一般政府歳入(対GDP比)59位(195カ国中)です。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。

日本と他国の歳入水準はどう違いますか?

スウェーデン・デンマーク・フランスなど北欧・欧州大陸諸国は歳入比率が50〜55%と高く、高い税・社会保険料を財源に手厚い社会保障を提供しています。日本は先進国の中でも低い水準(30〜35%台)が続いています。

歳入が低いと何が起きますか?

日本のように歳出(38〜40%台)を下回る歳入が続くと、慢性的な財政赤字と政府債務の拡大につながります。歳出水準と合わせて見ることで、財政の構造的な課題を把握できます。

歳出や財政収支を見るには?

政府の支出規模を確認したい場合は一般政府歳出(対GDP比)、歳入と歳出の差額を確認したい場合は財政収支(対GDP比)の国際比較グラフが便利です。

データソース

提供元: IMF(国際通貨基金)/ 財政モニター(Fiscal Monitor)