民間債務合計(対GDP比)国際比較グラフ(IMF・GDD)

民間債務合計(対GDP比)は、家計・非金融企業を含む民間部門全体が保有する全金融商品(融資・社債等)の合計残高をGDP比(%)で示した指標です。IMF(国際通貨基金)が世界債務データベース(GDD: Global Debt Database)として公表しており、主要20カ国の長期時系列データで国際比較できます。過剰な民間信用の拡大は住宅バブルや金融危機の先行指標として重視されており、国際的な金融安定監視において最も重要な指標の一つです。

📖 この指標の読み方

横軸が年、縦軸が民間債務合計(対GDP比、%)を示します。赤線が日本です。値が高いほど民間部門の借入がGDP規模に比して大きいことを意味します。急激な上昇は信用バブルの兆候として警戒されます。2008年のリーマンショック前の米国・スペイン・アイルランドなどで急上昇が確認され、その後デレバレッジが進みました。日本は1990年のバブル崩壊後に長期的な民間債務の圧縮が進みました。

📊 直近: 2023年の日本の民間債務合計(対GDP比)は221.9%です。
🕒 データ更新日時: 2026年07月16日 10:46

データテーブル

このデータの説明

民間債務合計(対GDP比)とは

民間債務合計(Privatedebt_all)は、家計と非金融企業(製造業・不動産業など)を合わせた民間部門全体の借入残高(融資・社債等の全金融商品)をGDP比(%)で表した指標です。 IMF(国際通貨基金)が世界債務データベース(Global Debt Database, GDD)として年1回公表しており、2026年の最新データ(2023年実績)まで確認できます。 企業の設備投資・家計の住宅購入を支える信用拡大は経済成長の原動力となる一方、過剰なレバレッジは金融安定リスクを高めます。

各国・時代の傾向

スイス・デンマーク・スウェーデンは民間部門の借入水準が高く、GDP比200%超が続いています。主に住宅ローンを中心とした家計債務と企業の借入が高い水準を維持しています。 日本は1990年代のバブル崩壊後、企業・家計ともにデレバレッジ(借入削減)が進み、長期的な民間債務の圧縮が続きました。 中国は記録されていませんが、韓国・ノルウェーは近年の急速な民間信用の拡大が課題視されています。 米国は2008年リーマンショック後にデレバレッジが進み、危機前の水準から大幅に低下しました。

データ出典・更新頻度

IMF(国際通貨基金)世界債務データベース(Global Debt Database, Privatedebt_all)。 年1回(9月頃)更新。全金融商品(loans and debt securities: all instruments)ベースの家計・非金融企業合計データです。 本データセットは主要先進国・新興国20カ国程度のデータを収録しています。

データソース

提供元: IMF(国際通貨基金)/ 世界債務データベース(GDD)

Source: IMF Global Debt Database (https://www.imf.org/external/datamapper/Privatedebt_all).