経常収支(十億ドル)国際比較グラフ(IMF)
経常収支(十億USD)は、貿易収支・サービス収支・第一次所得収支・第二次所得収支の合計をドル建て絶対額(十億USD)で示した対外バランスの指標です。プラスが経常黒字、マイナスが経常赤字を意味します。IMF(国際通貨基金)が世界経済見通し(WEO)として年2回(4月・10月)公表しており、各国の国際収支の規模を絶対額で比較するのに適しています。対GDP比(%)版と合わせて参照することで、経済規模に対する相対的な重要性を把握できます。
📖 この指標の読み方
横軸が年、縦軸が経常収支(十億USD)を示します。赤線が日本です。ゼロより上が経常黒字、ゼロより下が経常赤字を意味します。絶対額のため、GDPの大きな国ほど黒字・赤字の規模が大きく表れます。アメリカは世界最大の経常赤字国であり、慢性的に年間1,000億〜1,500億ドル規模の赤字が続いています。中国は2000年代以降に輸出主導で急拡大し、ドイツも欧州最大の黒字国として高水準の黒字を維持しています。日本は製造業輸出や海外投資収益を源泉とした黒字が続いており、2026年のデータまで確認できます。
📊 直近: 2025年の日本の経常収支は+214十億USD(経常黒字)です。データテーブル
このデータの説明
経常収支(十億USD)とは
経常収支は、貿易収支(モノの輸出入)・サービス収支(旅行・知的財産など)・第一次所得収支(海外からの利子・配当)・第二次所得収支(送金・援助など)の合計です。 本指標はドル建て絶対額(十億USD)で表示しており、各国の経常収支の規模を比較するのに適しています。 IMF(国際通貨基金)が世界経済見通し(WEO)として年2回(4月・10月)公表しており、2026年の最新データまで確認できます。 対GDP比(%)版と合わせて参照することで、経済規模に対する相対的な重要性も把握できます。
各国・時代の傾向
アメリカは世界基軸通貨国として慢性的な経常赤字を抱えており、近年は年間1,000億ドルを超える赤字が続いています。 中国は2000年代の輸出急拡大期に黒字が急増し、ピーク時(2008年)には4,000億ドル超に達しました。 ドイツは高付加価値製造業の競争力を背景に欧州最大の経常黒字国を維持しています。 日本は海外投資収益(第一次所得収支)が黒字の主要因となっており、円安局面では輸入コスト増加により貿易収支が悪化しても、所得収支で補填する構造が定着しています。
データ出典・更新頻度
IMF(国際通貨基金)世界経済見通し(World Economic Outlook, BCA)。 年2回(4月・10月)更新。前年分の確定値と当年以降の予測値が同時に公表されます。 本サイトでは実績値のみを掲載しています。