家計債務(対GDP比)国際比較グラフ(IMF・GDD)
家計債務(対GDP比)は、住宅ローン・自動車ローン・消費者金融などを含む家計(個人・世帯)の借入残高合計をGDP比(%)で示した指標です。IMF(国際通貨基金)が世界債務データベース(GDD: Global Debt Database)として公表しており、主要20カ国の長期時系列データで国際比較できます。家計のレバレッジ拡大は住宅バブルや金融危機の先行指標として重要視されており、中央銀行・国際機関が金融安定性の評価に使用します。
📖 この指標の読み方
横軸が年、縦軸が家計債務(対GDP比、%)を示します。赤線が日本です。値が高いほど、家計が所得や経済規模に比して多くの借入を抱えていることを意味します。デンマーク・ノルウェー・韓国など住宅価格が高い国は家計債務比率が高く、日本・ドイツなどは相対的に低い傾向にあります。急激な上昇は住宅バブルや過剰消費の兆候として警戒され、リーマンショック前の米国・スペインが典型例です。
📊 直近: 2023年の日本の家計債務(対GDP比)は67.6%です。データテーブル
このデータの説明
家計債務(対GDP比)とは
家計債務(HH_ALL)は、個人・世帯が保有する全金融商品(住宅ローン・自動車ローン・学生ローン・クレジットカード・消費者金融等)の合計残高をGDP比(%)で表した指標です。 IMF(国際通貨基金)が世界債務データベース(Global Debt Database, GDD)として年1回公表しており、2026年の最新データまで確認できます。 家計の借入は消費・住宅投資を支える一方、過剰なレバレッジは金融安定リスクを高めます。
各国・時代の傾向
デンマーク・ノルウェーはGDP比で100%を超える高い家計債務を長期間維持しており、主に住宅ローンの比重が大きいことが背景にあります。 韓国は2010年代から急速に上昇し、高水準の住宅価格と連動した家計負債の膨張が課題とされています。 米国は2008年のリーマンショック前に約100%に達した後、家計のデレバレッジにより低下しました。 日本はバブル崩壊後から横ばい圏で推移しており、G7内では相対的に低水準が続いています。 ドイツは低い借入文化・堅調な賃貸住宅市場の影響で最も低い水準を維持しています。
データ出典・更新頻度
IMF(国際通貨基金)世界債務データベース(Global Debt Database, HH_ALL)。 年1回(9月頃)更新。全金融商品(loans and debt securities: all instruments)ベースのデータです。 本データセットは主要先進国・新興国20カ国程度のデータを収録しています。