プライマリーバランス(対GDP比)国際比較グラフ(IMF・財政モニター)

プライマリーバランス(基礎的財政収支)は、一般政府の歳入から利払い費を除いた歳出を差し引いた収支をGDP比(%)で示した財政健全化の指標です。利払い費の影響を除くことで、現在の政策(歳入・歳出)が財政的に持続可能かどうかを示します。マイナス(PB赤字)は現在の政策のままでは債務が膨張し続けることを、プラス(PB黒字)は債務残高が安定化・縮小に向かうことを意味します。IMF(国際通貨基金)が財政モニター(Fiscal Monitor)として年2回(4月・10月)公表しています。

📖 この指標の読み方

横軸が年、縦軸がプライマリーバランス(対GDP比、%)を示します。赤線が日本です。ゼロより上がPB黒字(財政収支から利払い費を除いた収支がプラス)、ゼロより下がPB赤字を意味します。日本は1990年代後半以降ほぼ一貫してPB赤字が続いており、財政健全化の中核目標として「PB黒字化」が設定されています。コロナ禍(2020年)では各国でPB赤字が急拡大しました。ドイツ・北欧諸国はPB黒字を維持しやすい構造にあります。

📊 直近: 2025年の日本のプライマリーバランス(対GDP比)は-0.9%です。
🕒 データ更新日時: 2026年07月16日 22:06

データテーブル

このデータの説明

プライマリーバランス(基礎的財政収支)とは

プライマリーバランス(GGXONLB_G01_GDP_PT)は、一般政府(中央政府・地方政府・社会保障基金)の歳入から、過去の債務に対する利払い費を除いた歳出を差し引いた収支をGDP比(%)で表した指標です。 利払い費は過去の財政政策の結果であるため、現在の政策の持続可能性を評価するにはPBが適しています。 IMF(国際通貨基金)が財政モニター(Fiscal Monitor)として年2回(4月・10月)公表しており、2026年の最新データ(2025年実績)まで確認できます。

財政収支との違い

財政収支(ネットレンディング/バロウイング)は利払い費を含む一方、プライマリーバランスは利払い費を除きます。 債務残高が大きい国では利払い費の影響が大きく、財政収支とPBに大きな乖離が生じます。 日本の場合、PBの赤字幅は財政収支の赤字幅より小さくなりますが、依然として長期にわたりPB赤字が続いています。 PBが黒字化すれば、経済成長率が長期金利を上回ることで対GDP比での債務残高は安定・縮小に向かいます。

データ出典・更新頻度

IMF(国際通貨基金)財政モニター(Fiscal Monitor, GGXONLB_G01_GDP_PT)。 年2回(4月・10月)更新。前年分の確定値と当年以降の予測値が同時に公表されます。 本サイトでは実績値のみを掲載しています。

データソース

提供元: IMF(国際通貨基金)/ 財政モニター(Fiscal Monitor)