牛乳生産量 国際比較グラフ

牛乳生産量は、FAO(食糧農業機関)が毎年集計・公表するFAOSTATの農産物生産統計(QCLドメイン)から取得したデータです(牛の全乳、搾乳量ベース)。インド(約2億3,000万t)が世界最大の生産国で、2位のアメリカ(約1億300万t)を大きく上回ります。インドは「白い革命(Operation Flood)」と呼ばれる国家的な酪農振興で1970年代以降生産量を飛躍的に伸ばしました。北欧・西欧(ドイツ・フランス・オランダ)・ニュージーランド・オーストラリアは乳製品(チーズ・バター・脱脂粉乳・全粉乳)の主要輸出地域です。日本の牛乳生産量は約736万t(2024年)で、自給率は約59%(農林水産省2022年度試算)です。

📖 この指標の読み方

横軸が年、縦軸が牛乳生産量(千t)を示します。赤線が日本です。

生産量が大きい国ほど、国内の乳業産業の規模が大きく、チーズ・バター・脱脂粉乳などの乳製品の国際市場への供給力を持ちます。インドの突出した生産量(世界シェア約22%)は、1億頭を超える乳牛・水牛の規模に裏打ちされており、ヒンドゥー教文化圏において牛が神聖視されることとも関係しています。ニュージーランドは人口500万人に対して約2,100万tを生産する「酪農大国」で、その90%以上を輸出します。生産量の減少・伸び悩みは、後継者不足・酪農経営の厳しさ・飼料コスト上昇などを反映するケースが多く、日本でも北海道を中心に酪農家の廃業が続き、生産量の長期的な減少が懸念されています。日本の牛乳自給率は約59%ですが、乳製品(チーズ・バターなど)の多くを輸入しており、乳製品ベースの実質的な自給率はさらに低くなります。

📊 最新: 2024年の日本の牛乳生産量は約736万t(7,357,451t)です。
🕒 データ更新日時: 2026年08月01日 21:18

データテーブル

このデータの説明

牛乳生産量とは

牛乳生産量(Cattle Milk, Whole, Fresh)は、FAOSTATの農産物生産統計(QCLドメイン)に収録された、牛(乳牛)から搾乳した全乳の生産量です。 単位はトン(t)で、グラフでは千トン(千t)に換算して表示しています。 インド(約2億3,000万t)が世界最大の生産国で、アメリカ・中国・ドイツ・ブラジル・ロシアが続きます。 日本の牛乳生産量は約736万t(2024年)で、自給率は約59%(農林水産省2022年度試算)です。 なお、本データは牛(cattle)の乳のみを対象としており、水牛・羊・山羊・ラクダなどの乳は含みません。

データ出典・注意事項

FAO(食糧農業機関)FAOSTAT「Crops and livestock products(QCL)」ドメインの「Cattle milk, whole, fresh」(指標コード:882、Production Quantity element:5510)。 FAOが毎年12月頃に前年分データを更新。1961年から最新年まで収録。 搾乳量ベースであり、加工後の乳製品(チーズ・バターなど)の重量とは異なります。 クレジット: Source: FAO – Food and Agriculture Organization of the United Nations (https://www.fao.org/faostat).

データソース

提供元: FAO(国連食糧農業機関)

Data source: FAO – Food and Agriculture Organization of the United Nations (https://www.fao.org/faostat).