農業全体生産者価格指数 国際比較グラフ
農業全体生産者価格指数は、FAO(食糧農業機関)が毎年集計・公表するFAOSTATの生産者価格統計(PPドメイン)から取得したデータです。2014-2016年平均を100として各年の生産者段階の全農産物価格水準を指数化したもので、農家が受け取る農産物全体の相対的な価格水準を国際比較できます。穀物・畜産物・野菜・果物など全農産物の生産者価格を生産量でウェイト付けした総合指数であり、農家所得や食料インフレの先行指標として活用されます。2022年以降のロシア・ウクライナ紛争による穀物価格急騰・エネルギー高・飼料高騰の影響を国際比較で把握できます。
📖 この指標の読み方
横軸が年、縦軸が農業全体生産者価格指数(2014-2016年=100)を示します。赤線が日本です。
指数が100を上回ると、2014-2016年平均と比べてその国の農産物全体の生産者価格が上昇していることを意味します。農業全体生産者価格指数は食料インフレの根源的な指標であり、生産者価格の上昇は時間差で消費者物価(食品CPI)に波及します。日本は長年デフレ傾向が続き指数の変動が小さかったですが、2022年以降の円安・飼料高騰・エネルギー高の影響で上昇傾向に転じています。途上国では為替変動や気候リスクの影響を受けて指数の変動幅が大きい傾向があります。農産物全体の価格水準を国際比較することで、食料インフレの国際的な広がりを把握できます。
📊 最新: 2025年の日本の農業全体生産者価格指数は145.36です(2014-2016年平均=100)。データテーブル
このデータの説明
農業全体生産者価格指数とは
農業全体生産者価格指数(Agriculture Producer Price Index)は、FAOSTATの生産者価格統計(PPドメイン)に収録された、各国の農産物全体の生産者価格を2014-2016年平均を100として指数化した総合指標です。 穀物・畜産物・野菜・果物など幅広い農産物の生産者価格を生産量でウェイト付けして集計しており、農業セクター全体の価格水準の動向を反映します。 農家所得や食料インフレの先行指標として各国政府・国際機関に活用されています。
データ出典・注意事項
FAO(食糧農業機関)FAOSTAT「Producer Prices Annual(PP)」ドメインの「All agricultural products」(Producer Price Index element:5531)。 FAOが毎年更新。1991年以降のデータが中心。 指数は2014-2016年の3か年平均価格を100として設定されており、各国の絶対的な価格水準ではなく変化率を示します。 クレジット: Source: FAO – Food and Agriculture Organization of the United Nations (https://www.fao.org/faostat).