食料不安全率 国際比較グラフ

食料不安全率(中程度または深刻)は、FAOが開発した食料経験に基づく食料不安全度スケール(FIES: Food Insecurity Experience Scale)を用いて計測した指標です。「過去1年間に食料の入手困難を経験した人の割合」を示し、3年間の平均値として報告されます。SDGs目標2(飢餓をゼロに)の主要指標(SDG 2.1.2)の一つです。先進国でも経済的困窮や物価高騰により食料不安が増加しており、日本でも近年上昇傾向にあります。

📖 この指標の読み方

横軸が3年平均の末尾年、縦軸が食料不安全率(%)を示します。赤線が日本です。

この値が高い国ほど、食料へのアクセスが確保されていない人の割合が高く、飢餓・栄養不足のリスクが深刻です。サブサハラアフリカや紛争地域・経済危機を経験した国は50〜70%台に達することもあります。こうした国は農業インフラや所得水準の低さが背景にあり、国際援助や農業投資の優先度を判断する際の重要な指標となっています。一方、この値が低い国は食料へのアクセスが概ね確保されており、食料安全保障が達成されていると評価されます。日本は先進国として比較的低い水準にありますが、物価高騰・食品ロス・相対的貧困層の拡大により近年は上昇傾向にあり、「先進国でも食料不安は他人事ではない」ことを示しています。SDGs目標2(飢餓をゼロに)の達成度合いを国際的に比較する際の主要指標(SDG 2.1.2)でもあります。

📊 最新: 2023〜2025年の日本の食料不安全率(中程度または深刻)は6.1%です。
🕒 データ更新日時: 2026年08月01日 21:10

データテーブル

このデータの説明

食料不安全率(中程度または深刻)とは

FIES(Food Insecurity Experience Scale:食料経験に基づく食料不安全度スケール)は、過去12カ月間に経験した食料入手の困難度を8つの質問で測定します。 「中程度または深刻な食料不安」とは、食事の量を減らしたり食事を抜いたりするなど、食料入手に深刻な支障をきたした状態を指します。 3年間の移動平均として報告され、SDGs目標2(飢餓をゼロに)の指標SDG 2.1.2として国連に報告されます。

データ出典・注意事項

FAO(食糧農業機関)FAOSTAT「Suite of Food Security Indicators(FS)」ドメインの「Prevalence of moderate or severe food insecurity in the total population (percent) (3-year average)」(指標コード:210091)。 表示年は3年平均の末尾年(例:2025 = 2023-2025平均)です。推計値が含まれる場合があります。 クレジット: Source: FAO – Food and Agriculture Organization of the United Nations (https://www.fao.org/faostat).

データソース

提供元: FAO(国連食糧農業機関)

Data source: FAO – Food and Agriculture Organization of the United Nations (https://www.fao.org/faostat).