地球環境圧力調整済みHDI(PHDI)国際比較ランキング・グラフ
地球環境圧力調整済みHDI(PHDI)は、UNDP(国連開発計画)が発表する人間開発指数(HDI)から地球環境への圧力(CO2排出量・マテリアルフットプリント)を差し引いた「持続可能な豊かさ」指標です。PHDIが低い国ほど、豊かさを維持するために地球環境に大きな負荷をかけていることを示します。
📖 この指標の読み方
横軸が年、縦軸がPHDIスコア(0〜1)を示します。赤線が日本です。HDIとPHDIの差が大きいほど、その国の豊かさが環境負荷に依存していることを意味します。日本はHDI約0.920に対してPHDI約0.786と大きく下がり、CO2排出量・マテリアルフットプリントの大きさが反映されています。環境先進国(スウェーデン・デンマークなど)はHDIとPHDIの差が小さい傾向があります。
📊 直近: 2023年の日本のPHDIは0.785です。(156カ国中15位)地球環境圧力調整済みHDI(PHDI)国際ランキング(年別)
ランキングテーブル
| 順位 | 国・地域 | PHDIスコア |
|---|
データテーブル
このデータの説明
地球環境圧力調整済みHDI(PHDI)とは
PHDIはUNDP(国連開発計画)が人間開発指数(HDI)に地球環境への圧力を加味して調整した指標です。 CO2排出量(生産ベース)とマテリアルフットプリント(天然資源の総採掘量)の2指標で算出した「地球環境圧力」で HDIを割り引くことで、環境負荷を考慮した「持続可能な豊かさ」を表します。 0〜1のスコアで表し、スコアが高いほど環境負荷が小さい状態で高い人間開発を実現していることを示します。
日本のHDIとPHDIの差
日本はHDI約0.920に対してPHDI約0.786と、約0.134ポイント下落します。 これはCO2排出量(1人当たり約8.7トン)とマテリアルフットプリント(1人当たり約28トン)が 先進国の中でも比較的大きいことが要因です。 PHDIランクはHDIランクより約17位下がり、環境負荷の大きさを示しています。 北欧諸国(スウェーデン・デンマーク・フィンランド)はHDIとPHDIの差が小さく、 持続可能な形で高い人間開発を実現しています。
データ出典・更新頻度
UNDP(国連開発計画)Human Development Report 2025。 年次更新(毎年秋頃に最新版を公表)。PHDIの時系列データは2015年以降。 クレジット: UNDP Human Development Reports. (hdr.undp.org). Licensed under CC BY 3.0 IGO.