米国10年実質金利(TIPS利回り)推移グラフ
米国10年実質金利は、10年物の物価連動国債(TIPS)の利回りで、インフレの影響を除いた実質的な金利水準を示します。米財務省の公表値をもとに、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が日次の系列として配信しています。名目金利の米国10年国債利回りから期待インフレ率(10年ブレークイーブン・インフレ率)を差し引いた値にほぼ相当し、株価・金価格・ドル相場に最も影響する金利として市場で注目されます。
📖 この指標の読み方
横軸が日付、縦軸が実質金利(%)を示します。数値が上昇すると物価上昇分を除いた借入コストが高まり(金融環境の引き締まり)、マイナスの場合は実質的な金利がマイナス(金融緩和的)であることを意味します。データは日次で、FREDから取得しています。休日・祝日はデータがありません。
データテーブル
| 日付 | 実質金利 |
|---|
このデータの説明
📊 米国10年実質金利とは
満期10年の物価連動国債(TIPS)の市場利回りです。TIPSは元本がCPIに連動して調整されるため、その利回りは投資家がインフレを除いて受け取る実質的なリターンを表します。
🔢 算出方法
米財務省が発行済みのTIPSの市場価格から、満期が10年ちょうどの場合の利回り(コンスタント・マチュリティ)を日次で算出し、FREDが配信しています。
📈 経済への影響
実質金利の上昇は、企業の投資や住宅購入のコストを実質的に高め、株式や金など利息を生まない資産の相対的な魅力を下げます。2020〜2021年には大規模な金融緩和で実質金利がマイナスとなり、資産価格の上昇を支えました。
📋 活用例
米国10年国債利回りと10年ブレークイーブン・インフレ率と並べて名目金利の上昇要因を分解したり、S&P500と比較できます。
よくある質問
米国10年実質金利とは何ですか?
10年物の物価連動国債(TIPS:元本が消費者物価指数に連動して増減する国債)の利回りで、インフレの影響を除いた実質的な金利水準を示します。米財務省の公表値をもとに、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が日次で配信しています。
米国10年実質金利の直近の値は?
2026-09-24の米国10年実質金利(TIPS利回り)は2.85%(未調整)です。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
名目金利・実質金利・期待インフレ率の関係は?
おおむね「名目金利 = 実質金利 + 期待インフレ率」の関係があります。例えば10年国債利回りが4.2%、10年ブレークイーブン・インフレ率が2.3%なら、10年実質金利は約1.9%です。名目金利の上昇が期待インフレの高まりによるものか、実質金利の上昇(金融引き締め)によるものかを見分けることで、景気や資産価格への影響を判断できます。