財務省一般勘定(TGA)残高(米国)推移グラフ
財務省一般勘定(TGA)残高は、米財務省がFRBに開設している口座(Treasury General Account)の残高で、政府の「当座預金」にあたります。税収や国債の発行による資金がこの口座に入り、政府の支出はこの口座から支払われます。米連邦準備制度理事会(FRB)が「H.4.1」として毎週公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が週平均の系列として配信しています。TGAの増減は銀行システムの資金量(準備預金)に影響するため、市場の流動性を測る指標として注目されます。
📖 この指標の読み方
横軸が週(毎週水曜時点の週平均)、縦軸がTGA残高(百万ドル(未調整・週平均))を示します。数値が増えると政府が市場から資金を吸収していること、減ると市場に資金を供給していることを意味します。データは未調整で、FREDから週次で取得しています。
データテーブル
| 週(水曜時点) | TGA残高(百万ドル(未調整・週平均)) |
|---|
このデータの説明
📊 財務省一般勘定(TGA)とは
米財務省がFRBに保有する主要な口座で、連邦政府の資金の出し入れはすべてこの口座を通じて行われます。FRBのバランスシート上は負債(準備預金以外の預金)に計上されます。
🔢 算出方法
FRBが毎週木曜日に公表する「H.4.1 Factors Affecting Reserve Balances」に掲載され、FREDは水曜日までの1週間の平均残高を配信しています。季節調整はされていません。
📈 経済への影響
TGAの残高は、税の納期(4月・6月・9月・12月など)や国債の発行・償還によって大きく変動します。FRBの総資産からTGAとリバースレポを差し引いた額は、市場に出回る資金量(ネット流動性)の目安として市場参加者に注目されています。
📋 活用例
準備預金残高(米国)やFRBリバースレポ残高と合わせて銀行システムの流動性を確認したり、連邦財政収支(月次)と合わせて政府の資金繰りを確認できます。
よくある質問
財務省一般勘定(TGA)残高とは何ですか?
米財務省がFRBに開設している口座(Treasury General Account)の残高で、政府の当座預金にあたります。税収や国債の発行代金が入金され、政府の支出がここから支払われます。米連邦準備制度理事会(FRB)が「H.4.1」として毎週公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。
米国の財務省一般勘定(TGA)残高の直近の値は?
2026-09-23時点の財務省一般勘定(TGA)残高(米国)は977,084百万ドル(未調整・週平均)です。前年同週比 +29.2%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
TGAの残高が市場に影響するのはなぜですか?
TGAの残高が増える(税収の入金や国債の発行で民間から資金が集まる)と、その分だけ銀行システムの準備預金が減り、市場の資金が吸収されます。逆にTGAの残高を取り崩して支出すると、市場に資金が供給されます。特に債務上限問題で国債を発行できない時期にはTGAが大きく減少し、その後の上限引き上げでTGAを積み戻す際に市場の資金が大量に吸収されるため、金融市場への影響が注目されます。