米ドル実質実効為替レート(BIS)推移グラフ

データ更新: 2026年09月26日 22:39

米ドル実質実効為替レートは、米ドルの価値を多数の貿易相手国の通貨に対して貿易量で加重平均し、さらに各国の物価の違いを調整した指数です。国際決済銀行(BIS)が算出し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が月次の系列(2020年=100)として配信しています。名目の為替レートでは分からない、物価を考慮した米ドルの実質的な購買力・対外競争力を示します。名目の名目広義ドル指数や、日本の実質実効為替レートと合わせて確認できます。

📖 この指標の読み方

横軸が月、左軸(青の面グラフ)が指数の水準、右軸(オレンジの破線)が前年同月比(%)を示します。数値が上昇すると物価を考慮した米ドルの実質的な価値が高まり(実質ドル高)、米国製品の対外競争力が低下していることを意味します。データは未調整で、FREDから月次で取得しています。

calendar_month前年同月比較
最新(2026-07)
108.2 指数
1年前(2025-07)
107.3 指数
年 ~ 年

データテーブル

年月 指数(指数(2020年=100・未調整)) 前年同月比

このデータの説明

📊 米ドル実質実効為替レートとは

BISが60ヶ国以上の貿易相手国・地域について、米ドルとの為替レートを貿易量のウェイトで加重平均し、消費者物価の違いで調整した指数です(広義・Broad)。2020年を100としています。

🔢 算出方法

BISが各国の為替レートと消費者物価指数から毎月算出して公表し、FREDが配信しています。物価データの公表を待つため、約1〜2ヶ月遅れの公表となります。未調整の系列です。

📈 経済への影響

実質実効レートでみたドル高は、米国の輸出企業の競争力を低下させ、輸入を増やして貿易赤字を拡大させる要因になります。2022年以降は米国の利上げを背景に、実質的にも歴史的なドル高水準となりました。

📋 活用例

名目広義ドル指数と比較して物価の影響を確認したり、日本の実質実効為替レートと比較して日米の通貨の実力の違いを確認できます。

quiz よくある質問

米ドル実質実効為替レートとは何ですか?

米ドルの価値を、貿易相手国60ヶ国以上の通貨に対して貿易量で加重平均し、各国の物価の違いを調整した指数です。国際決済銀行(BIS)が算出し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が月次の系列として配信しています。

米ドル実質実効為替レートの直近の値は?

2026-07の米ドル実質実効為替レート(BIS)は108.2(指数(2020年=100・未調整))です。前年同月比 +0.9%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。

名目のドル指数との違いは何ですか?

名目広義ドル指数は為替レートそのものの動きを示すのに対し、実質実効為替レートは米国と相手国の物価上昇率の違いも反映します。例えば名目のドル相場が変わらなくても、米国の物価上昇率が相手国より高ければ、米国製品は割高になり実質的にはドル高と同じ効果を持ちます。輸出競争力を長期的に比較するには実質実効為替レートが適しています。

データソース

提供元: FRED(セントルイス連銀)

Data source: FRED, Federal Reserve Bank of St. Louis (https://fred.stlouisfed.org/series/RBUSBIS).