自発的離職率(米国、JOLTS)推移グラフ

データ更新: 2026年09月26日 22:39

自発的離職率は、その月に自らの意思で仕事を辞めた人(退職者・転職者)が雇用者数に占める割合です。米労働省労働統計局(BLS)が「求人労働異動調査(JOLTS)」として対象月の約5〜6週間後に公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済みの月次データとして集約配信しています。求人件数と同じ調査の系列で、自発的離職率・採用率・レイオフ・解雇率をあわせて見ることで、労働市場の人の動き(労働移動)を把握できます。

📖 この指標の読み方

横軸が月、縦軸が自発的離職率(%)を示します。値は雇用者数に対する割合(その月に該当した人数÷雇用者数)です。データは季節調整済みで、FREDから月次で取得しています。

calendar_month前年同月比較
最新(2026-07)
1.9 %
1年前(2025-07)
2.0 %
年 ~ 年

データテーブル

年月 自発的離職率

このデータの説明

📊 自発的離職率とは

その月に自発的に仕事を辞めた人数を雇用者数で割った割合です。定年退職や解雇は含まず、転職や自己都合による退職を対象とします。

🔢 算出方法

BLSが全米約2万1千の事業所を対象に毎月実施する「求人労働異動調査(Job Openings and Labor Turnover Survey)」をもとに、その月の該当人数を雇用者数で割って算出します。対象月の翌々月上旬に公表され、季節調整済み(Seasonally Adjusted)の系列です。

📈 経済への影響

離職率の上昇は働き手の交渉力が強い(売り手市場)ことを示し、転職者の賃金上昇を通じて平均時給や雇用コスト指数の伸びに先行する傾向があります。景気後退期には転職をためらう人が増え、低下します。

📋 活用例

求人件数(米国)と合わせて労働需給を確認したり、平均時給(米国)と比較して賃金上昇への波及を確認できます。

quiz よくある質問

自発的離職率(米国、JOLTS)とは何ですか?

自発的離職率は、その月に自らの意思で仕事を辞めた人(退職者・転職者)が雇用者数に占める割合です。米労働省労働統計局(BLS)が「求人労働異動調査(JOLTS)」として対象月の約5〜6週間後に公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済みの月次データとして配信しています。

米国の自発的離職率の直近の値は?

2026-07の自発的離職率(米国、JOLTS)は1.9%(季節調整済み)です。前年同月差 -0.1pt。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。

自発的離職率が高いと何を意味しますか?

自ら仕事を辞める人が多いのは、より良い条件の職がすぐに見つかると働き手が考えている証拠で、労働市場が逼迫していることを示します。転職による賃金上昇を通じて賃金全体の伸びを押し上げるため、FRBは賃金インフレの先行指標として注目しています。2021〜2022年には「大量離職(Great Resignation)」と呼ばれる過去最高水準を記録しました。

データソース

提供元: FRED(セントルイス連銀)

Data source: FRED, Federal Reserve Bank of St. Louis (https://fred.stlouisfed.org/series/JTSQUR).