非金融企業の債務残高(米国)推移グラフ

データ更新: 2026年09月26日 22:39

非金融企業の債務残高は、米国の金融業以外の企業(製造業・小売業・サービス業など)が抱える社債と借入金(銀行借入など)の合計残高です。米連邦準備制度理事会(FRB)が「資金循環統計(Financial Accounts of the United States、Z.1)」として四半期ごとに公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済みの系列として配信しています。このページでは元データ(百万ドル)を兆ドルに換算して表示しています。日本の資金循環統計(部門別残高)と合わせて確認できます。

📖 この指標の読み方

横軸が四半期、左軸(水色の棒グラフ)が非金融企業の債務残高(兆ドル)、右軸(オレンジの折れ線)が前年同期比(%)を示します。前年同期比がプラスであれば企業の借入が増えていることを意味します。データは季節調整済みで、FREDから四半期で取得しています。

calendar_month前年同期比較
最新(2026Q2)
15.7 兆ドル
1年前(2025Q2)
14.9 兆ドル
年 ~ 年

データテーブル

四半期 非金融企業の債務残高(兆ドル) 前年同期比

このデータの説明

📊 非金融企業の債務残高とは

非金融法人企業(Nonfinancial corporate business)の負債のうち、債券(社債・コマーシャルペーパー等)と借入金(銀行借入・その他の貸出)の合計です。企業の資金調達の規模を示します。

🔢 算出方法

FRBが金融機関・企業の統計をもとに部門別の資産・負債を推計し、四半期終了の約2.5ヶ月後(3・6・9・12月の中旬頃)に「Z.1」として公表します。季節調整済みの系列です。

📈 経済への影響

2010年代〜2021年の低金利期に企業は社債の発行で債務を大きく増やしました。その後の金利上昇で利払い負担が増しており、社債の償還・借り換えが集中する時期は、企業の資金繰りや信用スプレッドの動きが注目されます。

📋 活用例

社債スプレッド(Baa格)や商工業貸出残高と合わせて企業の資金調達環境を確認したり、家計純資産と同じZ.1の統計として比較できます。

quiz よくある質問

非金融企業の債務残高とは何ですか?

米国の金融業以外の企業が抱える、社債やコマーシャルペーパーなどの債券と、銀行などからの借入金の合計残高です。米連邦準備制度理事会(FRB)が「資金循環統計(Z.1)」として四半期ごとに公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。

米国の非金融企業の債務残高の直近の値は?

2026Q2の非金融企業の債務残高(米国)は15.7兆ドルです。前年同期比 +5.4%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。

企業債務の増加は問題ですか?

借入による設備投資や事業拡大は成長の原動力になるため、債務の増加自体が問題とは限りません。ただし低金利の時期に積み上がった債務は、金利が上昇すると利払い負担が重くなり、社債の借り換え(リファイナンス)の際に資金調達コストが大きく上がるリスクがあります。景気後退期には、債務の多い企業から倒産が増える傾向があります。

データソース

提供元: FRED(セントルイス連銀)

Data source: FRED, Federal Reserve Bank of St. Louis (https://fred.stlouisfed.org/series/BCNSDODNS).