連邦政府の利払い費の対GDP比(会計年度、米国)推移グラフ
連邦政府の利払い費の対GDP比は、米国連邦政府が1会計年度に支払った国債などの利息(純利払い費)が、経済規模(名目GDP)の何%に相当するかを示す指標です。FRED(セントルイス連邦準備銀行)が1940年度からの年次系列として配信しています。債務残高と金利の両方の影響を受け、財政の持続性を測る代表的な指標の一つです。四半期の金額は連邦政府の利払い費で確認できます。
📖 この指標の読み方
横軸が会計年度、縦軸が利払い費の対GDP比(%)を示します。数値が上昇すると経済規模に対する利払いの負担が重くなっていることを意味します。米国連邦政府の会計年度は前年10月〜当年9月です(1976年以前は前年7月〜当年6月)。
データテーブル
| 会計年度 | 利払い費の対GDP比(%) | 前年度差 |
|---|
このデータの説明
📊 利払い費の対GDP比とは
行政管理予算局(OMB)の予算ベースの「純利払い費(Net Interest)」を名目GDPで割った比率です。国民経済計算ベースの連邦政府の利払い費とは集計範囲が異なります。
🔢 算出方法
OMBの純利払い費とBEAの名目GDPをもとに算出され、FREDは例年2月頃に最新年度の値を反映します。
📈 経済への影響
1980年代〜1990年代初めには高金利と債務の増加で比率が高水準となり(1991会計年度に3.16%)、財政再建の議論につながりました。2010年代の低金利期には1%台まで低下しましたが、2025会計年度には3.15%と1991年度の水準に迫っています。利払い費の対GDP比が名目GDPの伸びを上回るペースで増えると、債務が雪だるま式に膨らむリスクがあるとされます。
📋 活用例
連邦政府債務残高の対GDP比(米国)や米国10年国債利回りと合わせて「債務×金利」の関係を確認できます。
よくある質問
連邦政府の利払い費の対GDP比(会計年度、米国)とは何ですか?
連邦政府の1会計年度の純利払い費(国債の利息から政府の受取利息を差し引いたもの)を名目GDPで割った比率です。米国連邦政府の会計年度は前年10月〜当年9月です(1976年以前は前年7月〜当年6月)。FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。
米国の利払い費の対GDP比の直近の値は?
2025会計年度(2024年10月〜2025年9月)の連邦政府の利払い費の対GDP比(米国)は3.15%です。前年度差 +0.15pt。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
利払い費の対GDP比はなぜ注目されていますか?
利払い費は政策的に削減できない支出のため、比率が高まるほど他の政策に使える財源が圧迫されます。低金利が続いた2010年代には比率が低く抑えられていましたが、2022年以降の利上げで国債の借り換え金利が上昇し、比率が急速に高まっています。