トリム平均PCEインフレ率(ダラス連銀・米国)推移グラフ
トリム平均PCEインフレ率は、FRBが物価目標の基準とするPCE物価指数を構成する約180の品目のうち、その月に価格変化が極端に大きい品目と小さい品目を上下両端から一定の割合で除き、残りの品目で平均したインフレ率です。ダラス連邦準備銀行が算出し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が前年比(%)の系列として配信しています。一時的な価格変動の影響を除いた基調的なインフレ率として、FRBの政策判断の参考にされます。
📖 この指標の読み方
横軸が月、縦軸がトリム平均PCEインフレ率(%)を示します。数値は前年比(%)で、2%前後であればFRBの物価目標(PCE物価指数で2%)と整合的なペースで基調的な物価が上昇していることを意味します。データはFREDから月次で取得しています。
データテーブル
| 年月 | トリム平均PCEインフレ率(前年比) |
|---|
このデータの説明
📊 トリム平均PCEインフレ率とは
PCE物価指数の品目ごとの月次の価格変化率を並べ、下側24%・上側31%(ウェイトベース)を除いた残りの品目の加重平均から算出される前年比のインフレ率です。除く割合は、過去のデータで基調インフレを最もよく表すように決められています。
🔢 算出方法
ダラス連邦準備銀行がBEAのPCE物価指数の品目別データをもとに算出し、PCE物価指数の公表(毎月下旬)の後に公表します。季節調整済みの系列です。
📈 経済への影響
一時的な価格変動を除いたインフレ率のため、利上げ・利下げの判断で重視される「基調的なインフレが2%に向かっているか」を確認する材料になります。
📋 活用例
コアPCE物価指数(米国)と比較したり、CPIベースの中央値CPIと合わせて基調インフレを確認できます。
よくある質問
トリム平均PCEインフレ率とは何ですか?
FRBが物価目標の基準とするPCE物価指数の品目のうち、価格変化が極端に大きい品目と小さい品目を上下両端から除いて平均したインフレ率(前年比)です。ダラス連邦準備銀行が算出し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。
米国のトリム平均PCEインフレ率の直近の値は?
2026-07のトリム平均PCEインフレ率(ダラス連銀・米国)は2.3%(前年比・季節調整済み)です。前年同月差 -0.4pt。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
なぜPCEで基調インフレを見るのですか?
FRBは物価目標(2%)をCPIではなくPCE物価指数で定めているため、PCEベースの基調インフレ率は政策判断に直結します。トリム平均は食料・エネルギーをあらかじめ除くコアPCEと異なり、その月に極端に動いた品目を自動的に除くため、一時的な要因(医療費の制度変更や中古車価格の急騰など)の影響を受けにくいのが特徴です。