週平均労働時間(民間部門、米国)推移グラフ
週平均労働時間は、米国の民間部門で働く全雇用者の1週間あたりの平均労働時間です。米労働省労働統計局(BLS)が毎月第1金曜に発表する雇用統計(事業所調査)の一部で、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済みの月次データとして集約配信しています。企業は景気が悪化すると人員削減の前にまず労働時間を減らすため、雇用の先行指標として使われます。日本の毎月勤労統計と合わせて確認することで、日米の労働時間の違いを比較できます。
📖 この指標の読み方
横軸が月、縦軸が週平均労働時間(時間)を示します。数値が上昇すると企業が労働投入を増やしていること、低下すると減らしていることを意味します。データは季節調整済みで、FREDから月次で取得しています。
データテーブル
| 年月 | 週平均労働時間 |
|---|
このデータの説明
📊 週平均労働時間とは
民間部門(非農業)の全雇用者について、給与の支払い対象となった1週間あたりの労働時間を平均したものです。パートタイム労働者も含むため、パートの比率が高まると平均は短くなります。
🔢 算出方法
BLSが全米約12万の企業・政府機関を対象に実施する事業所調査(Current Employment Statistics)をもとに算出し、毎月第1金曜に「雇用統計(Employment Situation)」として公表します。2006年3月以降の系列です。季節調整済み(Seasonally Adjusted)の系列です。
📈 経済への影響
労働時間×雇用者数×時給が民間の賃金総額となるため、労働時間の減少は家計の所得を通じて消費を下押しします。2020年のコロナ禍では、低賃金・短時間の働き手が大量に失業したことで、残った雇用者の平均労働時間が一時的に上昇するという構成変化も起きました。
📋 活用例
非農業部門雇用者数(米国)と比較して雇用調整の先行性を確認したり、平均時給(米国)と合わせて週あたりの賃金の変化を確認できます。
よくある質問
週平均労働時間(民間部門、米国)とは何ですか?
米国の民間部門で働く全雇用者の1週間あたりの平均労働時間です。米労働省労働統計局(BLS)が毎月第1金曜に発表する雇用統計(事業所調査)から算出され、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。
米国の週平均労働時間の直近の値は?
2026-08の週平均労働時間(民間部門、米国)は34.4時間(季節調整済み)です。前年同月差 +0.2時間。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
労働時間はなぜ雇用の先行指標になるのですか?
企業は需要が減り始めると、解雇や採用停止の前にまず残業やシフトを減らして調整し、需要が戻り始めると新たに人を雇う前に既存の従業員の労働時間を増やします。そのため労働時間の変化は雇用者数の変化に先行する傾向があります。わずか0.1時間の変化でも、雇用者全体では数十万人分の雇用に相当する労働量の変化になります。