下位50%が保有する純資産の割合(米国)推移グラフ

データ更新: 2026年09月26日 22:39

下位50%が保有する純資産の割合は、米国の世帯を純資産(資産−負債)の多い順に並べたときに、下半分にあたる50%の世帯が全世帯の純資産の何%を保有しているかを示す指標です。米連邦準備制度理事会(FRB)が「分配金融勘定(Distributional Financial Accounts)」として四半期ごとに公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。世帯の半数が保有する資産の割合はわずか数%で、米国の資産格差の大きさを示します。上位1%の値は上位1%が保有する純資産の割合で確認できます。

📖 この指標の読み方

横軸が四半期、縦軸が下位50%の世帯が保有する純資産の割合(%)を示します。数値が上昇すると、中低所得層の資産の割合が高まっていることを意味します。データはFREDから四半期で取得しています。

calendar_month前年同期比較
最新(2026Q2)
2.3 %
1年前(2025Q2)
2.4 %
年 ~ 年

データテーブル

四半期 下位50%の資産シェア

このデータの説明

📊 下位50%の資産シェアとは

純資産で見た下位50%(1〜50パーセンタイル)の世帯が保有する純資産の、全世帯の純資産に占める割合です。純資産は資産(住宅・自動車などの耐久財・預金・年金など)から負債(住宅ローン・消費者ローンなど)を差し引いた額です。

🔢 算出方法

FRBが「資金循環統計(Z.1)」の家計部門の資産・負債を、3年ごとの「消費者金融調査(SCF)」の資産分布をもとに世帯の階層別に配分して推計します。Z.1の公表後に四半期ごとに更新されます。

📈 経済への影響

下位50%の資産は住宅の比重が大きいため、住宅価格の変動の影響を強く受けます。リーマン・ショック時には住宅価格の下落で大きく減少しました。資産の少ない世帯は収入の減少に備える余力が小さく、景気後退時に消費を大きく減らしやすいとされます。

📋 活用例

上位1%が保有する純資産の割合と比較して資産格差の大きさを確認したり、住宅価格指数(米国)と合わせて住宅価格との関係を確認できます。

quiz よくある質問

下位50%の資産シェアとは何ですか?

米国の世帯を純資産(資産から負債を差し引いた額)の多い順に並べたとき、下位50%の世帯が全世帯の純資産の合計に占める割合です。米連邦準備制度理事会(FRB)が四半期ごとに公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。

米国の下位50%の資産シェアの直近の値は?

2026Q2の下位50%が保有する純資産の割合(米国)は2.3%(未調整)です。前年同期差 -0.1pt。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。

下位50%の資産シェアはなぜ低いのですか?

下位50%の世帯の資産は住宅や自動車、預金が中心で、住宅ローンや自動車ローン、学生ローンなどの負債も多いため、純資産は小さくなります。リーマン・ショック後は住宅価格の下落で負債が資産を上回る世帯が増え、シェアは2010年10〜12月期に0.4%まで低下しました。その後は住宅価格の回復などで2%台まで戻っています。

データソース

提供元: FRED(セントルイス連銀)

Data source: FRED, Federal Reserve Bank of St. Louis (https://fred.stlouisfed.org/series/WFRBSB50215).