銅価格(国際価格)推移グラフ
銅価格は、国際的な銅の取引価格(ロンドン金属取引所の現物価格)の月平均です。国際通貨基金(IMF)が一次産品価格の一つとして毎月公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が月次系列として配信しています。銅は電線・建設・自動車・電子機器など幅広い産業で使われるため、需要が景気に敏感で、景気の先行きを占う指標として「ドクター・カッパー(銅博士)」とも呼ばれます。
📖 この指標の読み方
横軸が月、左軸(青の面グラフ)が銅価格の水準(ドル/トン)、右軸(オレンジの破線)が前年同月比(%)を示します。前年同月比がプラスであれば銅価格が1年前より上昇していることを意味します。データは月平均で、FREDから月次で取得しています。
データテーブル
| 年月 | 価格(ドル/トン(未調整)) | 前年同月比 |
|---|
このデータの説明
📊 銅価格とは
IMFの一次産品価格(Primary Commodity Prices)の銅(グレードA、ロンドン金属取引所の現物)の月平均価格です。1992年からのデータがあります。
🔢 算出方法
IMFが市場の取引価格をもとに月平均を算出し、毎月上旬〜中旬に前月分を更新します。
📈 経済への影響
リーマン・ショックでは2008年4月の約8,700ドルから12月には約3,100ドルまで急落しました。その後は中国の需要や脱炭素関連の需要で上昇し、2026年6月には約13,550ドルと過去最高を記録しています。銅価格の上昇は、電線や機械など幅広い製品のコストを押し上げます。
📋 活用例
鉱工業生産指数(米国)と比較して景気の先行指標としての動きを確認したり、WTI原油価格など他の商品価格と比較できます。
よくある質問
銅価格とは何ですか?
国際的な銅の取引価格(ロンドン金属取引所の現物価格など)の月平均で、1トンあたりの米ドル建てで示されます。国際通貨基金(IMF)が一次産品価格の一つとして毎月公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。
銅価格の直近の値は?
2026-07の銅価格(国際価格)は13,542.8(ドル/トン(未調整))です。前年同月比 +38.6%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
銅が「ドクター・カッパー」と呼ばれるのはなぜですか?
銅は電線や配管、モーターなど産業のあらゆる場面で使われるため、世界の製造業や建設の需要が強まると値上がりし、景気が悪化すると値下がりします。この性質から、銅価格の動きは経済学の博士号を持っているかのように景気の先行きを示すとして「ドクター・カッパー」と呼ばれます。近年は電気自動車や送電網、データセンター向けの需要も注目されています。