関税収入(連邦政府、米国)推移グラフ
📖 この指標の読み方
横軸が四半期、左軸(水色の棒グラフ)が関税収入(十億ドル(季節調整済み年率))、右軸(オレンジの折れ線)が前年同期比(%)を示します。金額は「その四半期のペースが1年間続いた場合」の年率換算値です。データは季節調整済みで、FREDから四半期で取得しています。
データテーブル
| 四半期 | 関税収入(十億ドル(季節調整済み年率)) | 前年同期比 |
|---|
このデータの説明
📊 関税収入とは
GDP統計の連邦政府の経常収入のうち、「生産・輸入品に課される税」に含まれる関税(Customs duties)です。季節調整済みの年率換算値のため、実際にその四半期に納められた額の約4倍の水準で表示されます。1959年からのデータがあります。
🔢 算出方法
BEAが米財務省の月次財政報告の関税収入などをもとに推計し、GDPの改定値(四半期終了の約2ヶ月後)に合わせて公表します。
📈 経済への影響
関税収入は2018年以降の対中関税などで増えたものの年率1,000億ドル前後にとどまっていましたが、2025年の大幅な関税引き上げで急増し、2024年10〜12月期の約872億ドルから2025年10〜12月期には約3,643億ドルと4倍以上になりました。財政赤字の縮小要因となる一方、輸入品の価格上昇を通じて物価や消費に影響します。
📋 活用例
輸入物価指数(米国)と比較して関税の価格への影響を確認したり、連邦政府税収と合わせて税収全体に占める関税の大きさを確認できます。
よくある質問
関税収入とは何ですか?
米国連邦政府が輸入品にかける関税から得た収入です。米商務省経済分析局(BEA)がGDP統計の政府収入の内訳として四半期ごとに公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済みの年率換算値として配信しています。
米国の関税収入の直近の値は?
2026Q2の関税収入(連邦政府、米国)は326.3十億ドル(季節調整済み年率)です。前年同期比 +21.9%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
関税は誰が負担しているのですか?
関税は輸入した企業が米国政府に納めます。その負担を輸入企業が利益を削って吸収するか、販売価格に上乗せして消費者に転嫁するか、あるいは輸出国の企業が値下げして負担するかは、商品や市場の状況によって異なります。多くの研究では、関税の負担の大部分が米国の輸入企業や消費者に及んでいるとされています。