企業利益(税引後・在庫評価・資本減耗調整後、米国)推移グラフ

データ更新: 2026年09月26日 22:39

企業利益(税引後・在庫評価・資本減耗調整後)は、米国企業の税引後利益に、在庫評価調整(IVA)と資本減耗調整(CCAdj)を加えた、経済的な実態に近い企業利益です。米商務省経済分析局(BEA)がGDP統計の一部として四半期ごとに公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済み年率の系列として配信しています。会計上の利益(企業利益(調整前))から、物価変動による在庫の評価損益や税制上の減価償却の影響を取り除いたもので、BEAがGDP統計の中で重視する系列です。日本の法人企業統計(経常利益)と合わせて確認できます。

📖 この指標の読み方

横軸が四半期、縦軸が企業利益(十億ドル(季節調整済み年率))を示します。前期・前年同期からの増減がプラスであれば企業収益が拡大、マイナスであれば縮小していることを意味します。データは季節調整済み年率で、四半期ごとにFREDから取得しています。

calendar_month前年同期比較
最新(2026Q2)
3,921.4 十億ドル
1年前(2025Q2)
3,259.4 十億ドル
年 ~ 年

データテーブル

四半期 企業利益(十億ドル(季節調整済み年率))

このデータの説明

📊 企業利益(調整後)とは

国民経済計算(NIPA)ベースの企業利益で、国内の企業(金融・非金融)の生産活動から生まれた利益を、在庫評価と減価償却を経済的な基準にそろえて測ったものです。税引後の値です。

🔢 算出方法

BEAが企業の税務データや決算データをもとに推計します。GDPの速報値では公表されず、約1ヶ月後の改定値(第2次推計)から新しい四半期の値が加わります(10〜12月期は第3次推計)。季節調整済み年率の系列です。

📈 経済への影響

企業利益は設備投資・雇用・株価の源泉です。インフレが高い局面では在庫評価益で会計上の利益が膨らみやすいため、調整後の利益を見ることで、企業の本業の稼ぐ力をより正確に判断できます。

📋 活用例

企業利益(調整前)と比較してインフレや税制の影響を確認したり、S&P500と合わせて企業収益と株価の関係を確認できます。

quiz よくある質問

企業利益(調整後)とは何ですか?

米国企業の税引後利益に、在庫評価調整(IVA)と資本減耗調整(CCAdj)を加えた企業利益です。米商務省経済分析局(BEA)がGDP統計の一部として四半期ごとに公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済み年率の系列として配信しています。

米国の企業利益(調整後)の直近の値は?

2026Q2の企業利益(税引後・在庫評価・資本減耗調整後、米国)は3,921.4十億ドル(季節調整済み年率)です。前年同期比 +20.3%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。

在庫評価調整・資本減耗調整とは何ですか?

在庫評価調整(IVA)は、物価が上がる局面で在庫の評価額が上がることによる見かけ上の利益(在庫評価益)を取り除く調整です。資本減耗調整(CCAdj)は、税制上の減価償却費を、設備の実際の価値の減少(時価ベースの資本減耗)に置き換える調整です。これらにより、インフレや税制の影響を除いた、生産活動から生まれた実質的な利益を示します。

データソース

提供元: FRED(セントルイス連銀)

Data source: FRED, Federal Reserve Bank of St. Louis (https://fred.stlouisfed.org/series/CPATAX).