実質設備投資(米国)推移グラフ

データ更新: 2026年09月26日 22:39

実質設備投資(民間非住宅固定投資)は、米国の企業が行う工場・オフィスなどの構築物、機械・情報機器などの設備、ソフトウェア・研究開発などの知的財産への投資を、物価変動の影響を除いて示したものです。米商務省経済分析局(BEA)がGDP統計の一部として四半期ごとに公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済み年率の系列として配信しています。実質国内総投資の最大の構成項目で、企業の将来への投資意欲を示します。日本の機械受注統計と合わせて確認することで、日米の設備投資の動向を比較できます。

📖 この指標の読み方

横軸が四半期、縦軸が実質設備投資(十億ドル(連鎖2017年基準・季節調整済み年率))を示します。金額は「その四半期のペースが1年間続いた場合」の年率換算値です。上昇していれば企業の設備投資が拡大していることを意味します。データは季節調整済みで、FREDから四半期で取得しています。

calendar_month前年同期比較
最新(2026Q2)
3,882.7 十億ドル
1年前(2025Q2)
3,659.3 十億ドル
年 ~ 年

データテーブル

四半期 実質設備投資(十億ドル(連鎖2017年基準・季節調整済み年率))

このデータの説明

📊 実質設備投資とは

GDP統計の「民間非住宅固定投資(Private Nonresidential Fixed Investment)」の実質値です。構築物・設備・知的財産生産物の3つで構成され、近年はソフトウェアや研究開発、データセンター関連の投資の比重が高まっています。

🔢 算出方法

BEAが出荷統計・建設統計・企業調査などをもとに推計し、GDP統計の速報値とともに四半期終了の約1ヶ月後に公表します。連鎖2017年基準ドル・季節調整済み年率の系列で、FREDでは2007年以降のデータが提供されています。

📈 経済への影響

設備投資は景気の変動を大きく受け、景気後退期には大きく落ち込みます。一方で設備投資の増加は将来の生産能力と労働生産性を高め、潜在成長率を押し上げる要因となります。金利の上昇は投資のコストを高めるため、設備投資を抑える方向に働きます。

📋 活用例

先行指標であるコア資本財受注(米国)と比較して受注から投資への波及を確認したり、実質住宅投資(米国)と合わせて投資の中身を確認できます。

quiz よくある質問

実質設備投資とは何ですか?

米国の企業が行う構築物(工場・オフィス等)、設備(機械・情報機器・輸送機器等)、知的財産(ソフトウェア・研究開発等)への投資を、物価変動の影響を除いた実質値で示したものです。米商務省経済分析局(BEA)がGDP統計の一部として四半期ごとに公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。

米国の実質設備投資の直近の値は?

2026Q2の実質設備投資(米国)は3,882.7十億ドル(連鎖2017年基準・季節調整済み年率)です。前年同期比 +6.1%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。

実質国内総投資との違いは何ですか?

実質国内総投資は、設備投資(非住宅固定投資)に加えて住宅投資と在庫の増減を含む民間投資の総額です。設備投資はそのうち企業の生産能力を高めるための投資だけを取り出したもので、在庫の振れに左右されないため、企業の投資意欲の基調を把握しやすい指標です。

データソース

提供元: FRED(セントルイス連銀)

Data source: FRED, Federal Reserve Bank of St. Louis (https://fred.stlouisfed.org/series/PNFIC1).