消費者物価指数(住居費・米国)推移グラフ

データ更新: 2026年09月26日 22:39

消費者物価指数(住居費)は、米国の消費者物価指数(CPI)のうち、家賃と持ち家の帰属家賃(持ち家に住む人が自分に払っているとみなす家賃)などの住居費の価格を示す指数です。米労働省労働統計局(BLS)が毎月中旬にCPIとあわせて公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済みの月次系列(1982〜84年=100)として配信しています。CPIの約3分の1を占める最大の項目で、家賃の動きが遅れて反映されるためインフレの粘着性の主な要因として注目されます。

📖 この指標の読み方

横軸が月、左軸(青の面グラフ)が指数の水準、右軸(オレンジの破線)が前年同月比(%)を示します。前年同月比がプラスであれば住居費が上昇、マイナスであれば下落していることを意味します。データは季節調整済みで、FREDから月次で取得しています。

calendar_month前年同月比較
最新(2026-08)
430.2 指数
1年前(2025-08)
417.6 指数
年 ~ 年

データテーブル

年月 指数(指数(1982-84年=100・季節調整済み)) 前年同月比

このデータの説明

📊 消費者物価指数(住居費)とは

CPIの「Shelter」項目で、主に借家の家賃(Rent of primary residence)と持ち家の帰属家賃(Owners' equivalent rent)、ホテルなどの宿泊費で構成されます。住宅価格そのものは投資財とみなされCPIには含まれません。

🔢 算出方法

BLSが全米の賃貸住宅のサンプルについて半年ごとに家賃を調査し、その変化から毎月の指数を算出します。CPI(総合)と同時に公表され、季節調整済み(Seasonally Adjusted)の系列です。

📈 経済への影響

CPIに占める比率が大きいため、住居費の伸びの変化はCPI全体やコアCPIの動きを大きく左右します。家賃の先行指標である賃貸住宅空室率や住宅価格の動きから、今後の住居費の方向を予想する分析も行われます。

📋 活用例

コアCPI(米国)と比較して住居費の寄与を確認したり、住宅価格指数(ケース・シラー)と合わせて住宅市場から家賃への波及を確認できます。

quiz よくある質問

消費者物価指数(住居費)とは何ですか?

米国の消費者物価指数(CPI)のうち、家賃と持ち家の帰属家賃などの住居費の価格を示す指数です。米労働省労働統計局(BLS)が毎月中旬にCPIとあわせて公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済みの系列として配信しています。

米国の消費者物価指数(住居費)の直近の値は?

2026-08の消費者物価指数(住居費・米国)は430.2(指数(1982-84年=100・季節調整済み))です。前年同月比 +3.0%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。

住居費はなぜインフレの粘着性の原因とされるのですか?

CPIの住居費は、新規契約だけでなく既存の賃貸契約を含む家賃全体の変化を反映するため、市場の家賃が変化してもCPIに表れるまでに1年程度の遅れがあります。そのため市場の家賃上昇が落ち着いた後も、CPIの住居費はしばらく高い伸びが続き、コアインフレの低下を遅らせる要因になりました。

データソース

提供元: FRED(セントルイス連銀)

Data source: FRED, Federal Reserve Bank of St. Louis (https://fred.stlouisfed.org/series/CUSR0000SAH1).