連邦政府経常支出(米国)推移グラフ
連邦政府経常支出は、米国連邦政府の社会保障・医療などの給付、国防などの消費支出、州・地方政府への補助金、利払い費などの支出の合計です。米商務省経済分析局(BEA)が国民経済計算(GDP統計)の一部として四半期ごとに公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済み年率の系列として配信しています。連邦政府経常収入と合わせて財政収支の動きを確認できます。IMFの一般政府歳出(対GDP比)国際比較で各国と比較することもできます。
📖 この指標の読み方
横軸が四半期、左軸(水色の棒グラフ)が経常支出(十億ドル(季節調整済み年率))、右軸(オレンジの折れ線)が前年同期比(%)を示します。前年同期比がプラスであれば支出が増加していることを意味します。金額は「その四半期のペースが1年間続いた場合」の年率換算値です。データは季節調整済みで、FREDから四半期で取得しています。
データテーブル
| 四半期 | 経常支出(十億ドル(季節調整済み年率)) | 前年同期比 |
|---|
このデータの説明
📊 連邦政府経常支出とは
国民経済計算(NIPA)ベースの連邦政府の経常的な支出で、政府消費(国防・人件費等)、個人への移転支出(社会保障・メディケア・失業給付等)、州・地方政府への補助金、利払い費などで構成されます。
🔢 算出方法
BEAが米財務省の支出データなどをもとに推計し、GDP統計の速報とともに四半期ごとに公表します。季節調整済み年率(Seasonally Adjusted Annual Rate)の系列です。
📈 経済への影響
景気後退期には失業給付などの支出が自動的に増えて景気を下支えします(自動安定化装置)。2020年のコロナ禍では給付金などの大規模な財政出動で支出が急増しました。高齢化により社会保障・医療関連の支出は構造的に増加しています。
📋 活用例
連邦政府経常収入(米国)と比較して財政収支の構造を確認したり、連邦政府の利払い費(米国)が支出に占める割合を確認できます。
よくある質問
連邦政府経常支出(米国)とは何ですか?
米国連邦政府の経常的な支出の合計で、社会保障・メディケアなどの個人への給付、国防などの消費支出、州・地方政府への補助金、利払い費などで構成されます。米商務省経済分析局(BEA)が国民経済計算の一部として四半期ごとに公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済み年率の系列として配信しています。
米国の連邦政府経常支出の直近の値は?
2026Q2の連邦政府経常支出(米国)は7,765.0十億ドル(季節調整済み年率)です。前年同期比 +3.6%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
GDPの政府支出とは何が違いますか?
GDPに計上される政府支出(政府消費・投資)は、政府がモノやサービスを購入する部分だけです。連邦政府経常支出はそれに加えて、社会保障給付などの個人への移転支出や利払い費も含むため、GDPの政府支出よりはるかに大きな金額になります。給付金はGDPの政府支出には含まれず、家計の所得を通じて個人消費に表れます。