労働分配率(非農業部門、米国)推移グラフ
📖 この指標の読み方
横軸が四半期、左軸(青の面グラフ)が労働分配率の指数(2017年=100)、右軸(オレンジの破線)が前年同期比(%)を示します。指数が低下すると、付加価値のうち働く人に分配される割合が下がっていることを意味します。データは季節調整済みで、FREDから四半期で取得しています。
データテーブル
| 四半期 | 指数(指数(2017年=100・季節調整済み)) | 前年同期比 |
|---|
このデータの説明
📊 労働分配率とは
非農業部門の労働者(自営業者の労働相当分を含む)への報酬の合計を、同部門の付加価値(名目の産出額)で割った比率です。水準ではなく2017年=100の指数で公表されるため、変化の方向と大きさで見るのが適しています。1947年からのデータがあります。
🔢 算出方法
BLSがGDP統計や雇用統計のデータをもとに算出し、四半期終了の約5週間後(2・5・8・11月上旬)に速報値を公表し、翌月に改定します。
📈 経済への影響
労働分配率が低下すると、経済が成長しても家計の所得は伸びにくく、所得格差の拡大や消費の伸び悩みにつながるとされます。一方、景気後退期には企業利益が先に減るため、一時的に上昇する傾向があります(2020年4〜6月期など)。
よくある質問
労働分配率とは何ですか?
米国の非農業部門の企業が生み出した付加価値のうち、働く人の報酬(賃金・福利厚生など)に分配された割合を、2017年を100とする指数で示したものです。米労働統計局(BLS)が四半期ごとに公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。
米国の労働分配率の直近の値は?
2026Q2の労働分配率(非農業部門、米国)は93.4(指数(2017年=100・季節調整済み))です。前年同期比 -3.4%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
米国の労働分配率はどのように推移してきましたか?
労働分配率の指数は1960年代初めの約117をピークに長期的に低下しており、2026年4〜6月期には約93と統計開始以来の最低水準にあります。生産性の伸びほど賃金が伸びず、企業の利益や資本の側への分配が増えていることを意味します。技術革新・グローバル化・労働組合の弱体化・一部企業への市場の集中などが要因とされています。