派遣労働者数(米国)推移グラフ

データ更新: 2026年09月26日 22:39

派遣労働者数は、米国の人材派遣業(Temporary Help Services)で雇用されている人の数で、米労働統計局(BLS)の雇用統計(事業所調査)の業種別の内訳として毎月第1金曜日に公表されます。FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済みの月次系列として配信しています。企業は正社員の採用・解雇の前に派遣労働者の数で人員を調整することが多いため、非農業部門雇用者数に先行して動く指標として知られています。

📖 この指標の読み方

横軸が月、左軸(青の面グラフ)が派遣労働者数の水準(千人(季節調整済み))、右軸(棒グラフ)が前月比の増減(千人)を示します。前月比がマイナスの月が続くと、企業が人員の調整を始めているサインとされます。データは季節調整済みで、FREDから月次で取得しています。

calendar_month前年同月比較
最新(2026-08)
2,520 千人
1年前(2025-08)
2,483 千人
年 ~ 年

データテーブル

年月 派遣労働者数(千人(季節調整済み)) 前月比増減

このデータの説明

📊 派遣労働者数とは

北米産業分類(NAICS 56132)の「人材派遣サービス」の雇用者数です。派遣先の業種にかかわらず、派遣会社に雇用されている人がすべて含まれます。1990年からのデータがあります。

🔢 算出方法

BLSが約12万の事業所・政府機関を対象に行う事業所調査(CES)で集計され、雇用統計として毎月第1金曜日に前月分が公表されます。直近2ヶ月分は翌月・翌々月に改定されます。

📈 経済への影響

コロナ禍の2020年4月には約195万人まで急減し、その後の急回復で2022年3月に統計開始以来最多の約316万人に達しました。その後は2025年12月の約245万人まで減少が続きました。雇用全体が増加する中での派遣の減少は、企業の採用意欲の鈍化を示すサインとして注目されています。

📋 活用例

非農業部門雇用者数(米国)と比較して雇用全体に先行しているかを確認したり、新規失業保険申請件数と合わせて雇用の変化を早めに捉えることができます。

quiz よくある質問

派遣労働者数とは何ですか?

米国の人材派遣会社に雇用され、他の企業に派遣されて働いている人の数です。米労働統計局(BLS)の雇用統計の事業所調査で業種別の内訳として毎月公表され、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。

米国の派遣労働者数の直近の値は?

2026-08の派遣労働者数(米国)は2,520千人(季節調整済み)です。前月比 +7千人。前年同月比 +1.5%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。

派遣労働者数が雇用全体の先行指標とされるのはなぜですか?

企業は景気の先行きが不透明なとき、正社員を減らす前に派遣労働者の契約を打ち切り、景気が回復し始めると正社員を採用する前に派遣労働者を増やす傾向があります。実際に、リーマン・ショック前には派遣労働者数が2006年5月をピークに減少し始め、雇用全体のピーク(2007年12月)より1年以上早く減少に転じました。

データソース

提供元: FRED(セントルイス連銀)

Data source: FRED, Federal Reserve Bank of St. Louis (https://fred.stlouisfed.org/series/TEMPHELPS).