M2マネーストック(米国)推移グラフ
M2マネーストックは、現金・普通預金・小口定期預金・リテール向けMMF(マネー・マーケット・ファンド)等を含む、米国の広義の通貨供給量(マネーサプライ)です。FRB(米連邦準備制度理事会)が「H.6 Money Stock Measures」として毎月公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済みの値で集約配信しています。FF金利(米国)と合わせて確認することで、FRBの金融緩和・引き締めの規模感を把握できます。日本のマネーストック(M2・広義流動性)と合わせて確認すれば、日米の金融政策スタンスの違いも比較できます。
📖 この指標の読み方
横軸が月、左軸(水色の棒グラフ)がM2マネーストックの水準(十億ドル(季節調整済み))、右軸(オレンジの折れ線)が前年同月比(%)を示します。前年同月比がプラスであれば通貨供給量が拡大(金融緩和的)、マイナスであれば縮小(金融引き締め的)していることを意味します。データは季節調整済みで、FREDから月次で取得しています。
データテーブル
| 年月 | M2マネーストック(十億ドル(季節調整済み)) | 前年同月比 |
|---|
このデータの説明
📊 M2マネーストックとは
M1(現金・要求払預金等の狭義マネー)に、普通預金・貯蓄預金・10万ドル未満の小口定期預金・リテール向けMMFを加えた、より広義の通貨供給量です。経済全体に流通している「使える資金」の規模を示す代表的な指標です。
🔢 算出方法
FRB(米連邦準備制度理事会)が銀行等の預金データをもとに毎月算出し、「H.6 Money Stock Measures」として季節調整済みの値で公表します。
📈 経済への影響
M2の急増は金融緩和(量的緩和や低金利政策)の結果として起こりやすく、過剰な通貨供給はインフレ圧力につながることがあります。逆にM2の伸びの鈍化・縮小は金融引き締めの効果が波及していることを示唆します。FF金利とあわせて、FRBの金融政策スタンスを読み解く材料になります。
📋 活用例
日本のマネーストック(M2・広義流動性)と合わせて確認することで、日米の金融政策の緩和・引き締め度合いを比較できます。消費者物価指数(総合・米国・月次)と組み合わせれば、通貨供給と物価動向の関係も分析できます。
よくある質問
M2マネーストック(米国)とは何ですか?
現金・普通預金・小口定期預金・リテール向けMMF等を含む、米国の広義の通貨供給量(マネーサプライ)を示す指標です。FRB(米連邦準備制度理事会)が「H.6 Money Stock Measures」として毎月公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が集約配信しています。
米国のM2マネーストックの直近の値は?
2026-08のM2マネーストック(米国)は23,342.8十億ドル(季節調整済み)です。前年同月比 +5.7%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
M2マネーストックは何のために使われますか?
M2の増減は金融緩和・引き締めの規模感を示す指標として、FRBの金融政策の効果測定やインフレ動向の分析に使われます。コロナ禍の大規模な金融緩和局面ではM2が急増し、その後の高インフレの一因として注目されました。