実質小売売上高(米国)推移グラフ
実質小売売上高は、小売売上高(名目)を消費者物価指数(CPI)で割り引き、物価変動の影響を除いた系列です。FRED(セントルイス連邦準備銀行)が米国勢調査局の小売売上高とBLSのCPIをもとに算出し、1982〜84年の物価水準で評価した金額として配信しています。インフレ局面でも消費の「量」が伸びているかを確認できます。日本の消費動向指数(実質)と合わせて確認することで、日米の実質的な消費動向を比較できます。
📖 この指標の読み方
横軸が月、左軸(水色の棒グラフ)が実質小売売上高(百万ドル(1982-84年CPI基準・季節調整済み))、右軸(オレンジの折れ線)が前年同月比(%)を示します。前年同月比がプラスであれば物価上昇分を除いても消費が拡大、マイナスであれば実質的に縮小していることを意味します。データは季節調整済みで、FREDから月次で取得しています。
データテーブル
| 年月 | 実質小売売上高(百万ドル(1982-84年CPI基準・季節調整済み)) | 前年同月比 |
|---|
このデータの説明
📊 実質小売売上高(米国)とは
小売業・飲食サービス業の売上高(名目)を、CPI(都市部の全消費者・総合)で実質化したものです。金額は1982〜84年の物価水準に換算されているため、名目値より小さい値になります。
🔢 算出方法
FREDが米国勢調査局の「Advance Monthly Retail Trade」(小売売上高速報)とBLSのCPIをもとに算出します。小売売上高と同じく毎月中旬に前月分が公表されます。季節調整済み(Seasonally Adjusted)の系列です。
📈 経済への影響
名目の小売売上高が伸びていても、実質値が横ばい・減少であれば物価上昇が売上を押し上げているだけで、消費の量は増えていないことを示します。2021〜2022年の高インフレ局面では、名目と実質の伸びに大きな差が生じました。
📋 活用例
小売売上高(米国)と比較してインフレの影響を確認したり、実質可処分所得(米国)と合わせて所得と消費の実質的な伸びを比較できます。
よくある質問
実質小売売上高(米国)とは何ですか?
小売売上高(名目)を消費者物価指数(CPI)で割り引いて物価変動の影響を除いた系列で、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が米国勢調査局の小売売上高とBLSのCPIをもとに算出・配信しています。1982〜84年の物価水準で評価した金額です。
米国の実質小売売上高の直近の値は?
2026-08の実質小売売上高(米国)は231,630.0百万ドル(1982-84年CPI基準・季節調整済み)です。前年同月比 +2.6%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
名目の小売売上高との違いは何ですか?
名目の小売売上高は物価が上がるだけでも増えるため、インフレ局面では消費の実態より強く見えることがあります。実質小売売上高は物価上昇分を差し引いた「販売数量ベース」の動きを示すため、消費者が実際にどれだけ多くのモノを買っているかを判断できます。