FHFA住宅価格指数(購入のみ・米国)推移グラフ
FHFA住宅価格指数は、米連邦住宅金融庁(FHFA)が算出する米国の住宅価格指数です。政府系住宅金融機関(ファニーメイ・フレディマック)が保証・購入した住宅ローンの取引データをもとに、同じ住宅の売買価格の変化(リピートセールス法)から算出され、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済みの月次系列(1991年1月=100)として配信しています。ケース・シラー住宅価格指数と並ぶ代表的な住宅価格指標です。日本の不動産価格指数(住宅)と合わせて確認することで、日米の住宅価格を比較できます。
📖 この指標の読み方
横軸が月、左軸(青の面グラフ)が指数の水準、右軸(オレンジの破線)が前年同月比(%)を示します。前年同月比がプラスであれば住宅価格が上昇、マイナスであれば下落していることを意味します。データは季節調整済みで、FREDから月次で取得しています。
データテーブル
| 年月 | 指数(指数(1991年1月=100・季節調整済み)) | 前年同月比 |
|---|
このデータの説明
📊 FHFA住宅価格指数とは
ファニーメイ・フレディマックが保証・購入した一戸建て住宅ローンの取引データをもとに、同じ住宅の売買価格の変化を集計した指数です。「購入のみ(Purchase-Only)」指数は借り換え時の鑑定価格を含まず、実際の売買価格だけで算出されます。1991年1月を100としています。
🔢 算出方法
FHFAが毎月最終火曜日前後に、2ヶ月前の月の指数を公表します。季節調整済み(Seasonally Adjusted)の系列で、四半期ごとに全取引ベースの指数も公表されます。
📈 経済への影響
住宅価格の上昇は家計の資産(持ち家の価値)を増やし、消費を押し上げる資産効果をもたらします。住宅バブル崩壊期には2007年春のピークから2011年にかけて約2割下落し、金融危機の引き金となりました。住宅価格は家賃を通じてCPIの住居費にも遅れて影響します。
📋 活用例
住宅価格指数(ケース・シラー)と比較して対象取引の違いによる差を確認したり、30年固定住宅ローン金利(米国)と合わせて金利と住宅価格の関係を確認できます。
よくある質問
FHFA住宅価格指数(購入のみ・米国)とは何ですか?
米連邦住宅金融庁(FHFA)が、政府系住宅金融機関(ファニーメイ・フレディマック)が扱う住宅ローンの取引データをもとに算出する住宅価格指数です。同じ住宅が再び売買されたときの価格の変化から算出され、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済みの月次系列として配信しています。
米国のFHFA住宅価格指数の直近の値は?
2026-06のFHFA住宅価格指数(購入のみ・米国)は442.5(指数(1991年1月=100・季節調整済み))です。前年同月比 +2.3%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
ケース・シラー住宅価格指数との違いは何ですか?
どちらも同じ住宅の売買価格の変化を追うリピートセールス法で算出されますが、FHFA指数は政府系機関の基準を満たす住宅ローン(適合ローン)の取引のみが対象で、高額物件や現金取引は含みません。一方ケース・シラー指数は幅広い取引を対象とし、高額物件の比重が高い傾向があります。またFHFA指数は季節調整済みで、全米を網羅する月次指数として公表されます。