経常収支(米国)推移グラフ

データ更新: 2026年09月26日 22:39

経常収支は、米国と海外との間のモノ・サービスの取引(貿易・サービス収支)に、投資収益などの所得の受け払い(第一次所得収支)と、送金・援助などの移転(第二次所得収支)を加えた、対外取引全体の収支です。米商務省経済分析局(BEA)が「国際収支統計(International Transactions)」として四半期ごとに公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済みの系列として配信しています。IMFの経常収支(国際比較)が年次なのに対し、四半期で足元の動きを確認できます。

📖 この指標の読み方

横軸が四半期、縦軸が経常収支(百万ドル(季節調整済み))を示します。棒グラフの色は緑が黒字(ゼロより上)、赤が赤字(ゼロより下)を表します。赤字・黒字が反転しうる指標のため、前年比は%ではなく実額の差(百万ドル)で示しています。データは季節調整済みで、FREDから四半期で取得しています。

calendar_month前年同期比較
最新(2026Q2)
-246,023 百万ドル
1年前(2025Q2)
-254,890 百万ドル
年 ~ 年

データテーブル

四半期 経常収支(百万ドル(季節調整済み))

このデータの説明

📊 経常収支とは

国際収支のうち、財・サービスの取引、投資収益などの所得、無償の移転を合計したもので、国全体の対外的な「稼ぎ」と「支払い」の差を示します。四半期の金額(年率換算ではない)です。

🔢 算出方法

BEAが貿易統計や各種調査をもとに推計し、「U.S. International Transactions」として四半期終了の約2ヶ月半後(3・6・9・12月の下旬頃)に公表します。季節調整済みの系列です。

📈 経済への影響

経常赤字は、国内の貯蓄が投資に対して不足していることの裏返しでもあり、財政赤字の拡大とともに赤字が膨らむ傾向があります(双子の赤字)。赤字が大きく続くと、ドル安の要因として意識されることがあります。

📋 活用例

貿易収支(財・サービス、米国)と比較して所得収支の寄与を確認したり、日本の経常収支と比較できます。

quiz よくある質問

経常収支(米国)とは何ですか?

米国と海外との間の取引全体の収支で、貿易・サービス収支、第一次所得収支(投資収益・雇用者報酬)、第二次所得収支(送金・援助など)で構成されます。米商務省経済分析局(BEA)が四半期ごとに公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済みの系列として配信しています。

経常収支(米国)の直近の値は?

2026Q2の経常収支(米国)は-246,023百万ドル(季節調整済み)(赤字)です。前年同期差 +8,867百万ドル。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。

経常赤字は何を意味しますか?

経常収支の赤字は、米国が国内で生み出す以上に支出し、その差を海外からの資金(投資や借入)でまかなっていることを意味します。米国は長年にわたり大幅な経常赤字を続けていますが、ドルが基軸通貨であるため海外から資金が流入しやすく、赤字を持続できてきました。一方、日本は海外投資からの収益(第一次所得収支)が大きく、経常黒字の国です。

データソース

提供元: FRED(セントルイス連銀)

Data source: FRED, Federal Reserve Bank of St. Louis (https://fred.stlouisfed.org/series/IEABC).