実質住宅投資(米国)推移グラフ

データ更新: 2026年09月26日 22:39

実質住宅投資(民間住宅固定投資)は、米国の住宅の新築・改装などへの投資額を物価変動の影響を除いて示したもので、GDP統計の構成項目です。米商務省経済分析局(BEA)がGDP統計の一部として四半期ごとに公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済み年率の系列として配信しています。住宅着工件数などの住宅指標の動きがGDPにどう表れているかを確認できます。日本の新設住宅着工統計と合わせて確認することで、日米の住宅市場を比較できます。

📖 この指標の読み方

横軸が四半期、縦軸が実質住宅投資(十億ドル(連鎖2017年基準・季節調整済み年率))を示します。金額は「その四半期のペースが1年間続いた場合」の年率換算値です。上昇していれば住宅投資が拡大していることを意味します。データは季節調整済みで、FREDから四半期で取得しています。

calendar_month前年同期比較
最新(2026Q2)
748.0 十億ドル
1年前(2025Q2)
778.5 十億ドル
年 ~ 年

データテーブル

四半期 実質住宅投資(十億ドル(連鎖2017年基準・季節調整済み年率))

このデータの説明

📊 実質住宅投資とは

GDP統計の「民間住宅固定投資(Private Residential Fixed Investment)」の実質値です。新築住宅の建設費に加え、既存住宅の増改築や、住宅売買時の仲介手数料なども含まれます(中古住宅の売買代金そのものは含みません)。

🔢 算出方法

BEAが住宅着工・建設支出・住宅販売などの統計をもとに推計し、GDP統計の速報値とともに四半期終了の約1ヶ月後に公表します。連鎖2017年基準ドル・季節調整済み年率の系列で、FREDでは2007年以降のデータが提供されています。

📈 経済への影響

2006〜2009年の住宅バブル崩壊期には住宅投資が大幅に減少し、金融危機と景気後退の主因となりました。2022年以降の急速な利上げ局面でも、住宅ローン金利の上昇を受けていち早く減少しました。

📋 活用例

住宅着工件数(米国)や30年固定住宅ローン金利(米国)と合わせて金利と住宅投資の関係を確認したり、実質設備投資(米国)と比較できます。

quiz よくある質問

実質住宅投資とは何ですか?

米国の住宅の新築(一戸建て・集合住宅)、増改築、不動産仲介手数料などへの投資を、物価変動の影響を除いた実質値で示したものです。米商務省経済分析局(BEA)がGDP統計の一部として四半期ごとに公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。

米国の実質住宅投資の直近の値は?

2026Q2の実質住宅投資(米国)は748.0十億ドル(連鎖2017年基準・季節調整済み年率)です。前年同期比 -3.9%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。

住宅投資はなぜ景気の先行指標とされるのですか?

住宅投資は住宅ローン金利の影響を強く受けるため、金融政策の変化が最初に表れやすい分野です。利上げ局面では住宅投資が先に落ち込み、景気全体の減速に先行する傾向があります。GDPに占める割合は数%と小さいものの変動が大きく、家具・家電などの関連消費への波及もあるため、景気の転換点を探る手がかりとされます。

データソース

提供元: FRED(セントルイス連銀)

Data source: FRED, Federal Reserve Bank of St. Louis (https://fred.stlouisfed.org/series/PRFIC1).