FRBリバースレポ残高(翌日物、米国)推移グラフ

データ更新: 2026年09月26日 22:39
次回更新予定: 2026年9月28日頃

FRBリバースレポ残高は、米連邦準備制度理事会(FRB)が短期金融市場から資金を吸収するために行う翌日物リバースレポ取引(ON RRP)の残高です。MMF(マネー・マーケット・ファンド)などが余った資金をFRBに一晩預けて金利を受け取る仕組みで、FRED(セントルイス連邦準備銀行)がニューヨーク連銀の公表値を日次の系列として配信しています。金融市場にあふれる余剰資金の規模を示し、準備預金や財務省一般勘定(TGA)とともに市場の流動性を測る指標として注目されます。

📖 この指標の読み方

横軸が日付、縦軸がリバースレポ残高(十億ドル)を示します。数値が大きいほど、短期金融市場にFRBへ預けられるほどの余剰資金があることを意味します。データは営業日ごとで、FREDから取得しています。休日・祝日はデータがありません。

calendar_month前年差比較
最新(2026-09-25)
0.6 十億ドル
1年前(2025-09-25)
25.4 十億ドル
年 ~ 年

データテーブル

日付 リバースレポ残高

このデータの説明

📊 FRBリバースレポ残高とは

FRBが国債を担保に市場から資金を吸収する翌日物リバースレポ(Overnight Reverse Repurchase Agreements)の残高です。主な利用者はMMF、政府系金融機関、銀行などで、FRBが設定する金利(ON RRP金利)が短期金利の下限の役割を果たします。

🔢 算出方法

ニューヨーク連銀が毎営業日にオペレーションの結果(応札・落札額)を公表し、FREDが日次の系列として配信しています。

📈 経済への影響

リバースレポの残高は市場の余剰資金の「たまり場」とされ、残高が大きいうちはFRBが量的引き締めを進めても銀行の準備預金が減りにくいと考えられています。残高がほぼゼロまで減ると、量的引き締めの影響が準備預金の減少として直接表れるため、FRBの資産縮小の終了時期を判断する材料になります。

📋 活用例

準備預金残高(米国)やFRBバランスシート総資産(米国)と合わせて量的引き締めの影響を確認したり、SOFRと合わせて短期金融市場の状況を確認できます。

quiz よくある質問

FRBリバースレポ残高とは何ですか?

FRBが短期金融市場から資金を吸収するために行う翌日物リバースレポ取引(ON RRP)の残高です。FRBが保有する国債をMMFなどに売却し、翌日に買い戻す取引で、実質的にMMFなどがFRBに資金を一晩預けて金利を受け取る仕組みです。ニューヨーク連銀が毎営業日に結果を公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。

米国のFRBリバースレポ残高の直近の値は?

2026-09-25のFRBリバースレポ残高(翌日物、米国)は0.6十億ドル(未調整)です。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。

リバースレポ残高が増減するのはなぜですか?

量的緩和で市場に資金があふれ、短期国債など他の運用先の金利がリバースレポの金利を下回ると、MMFなどが余った資金をFRBに預けるため残高が増えます。2022年半ばから2023年半ばにかけては2兆ドルを超え、2022年末には約2.55兆ドルの過去最高を記録しました。その後は量的引き締めと財務省の短期国債の増発で資金が国債に向かい、残高は大きく減少しました。残高の減少は、市場の余剰資金が吸収されていることを示します。

データソース

提供元: FRED(セントルイス連銀)

Data source: FRED, Federal Reserve Bank of St. Louis (https://fred.stlouisfed.org/series/RRPONTSYD).