市場保有の連邦政府債務の対GDP比(米国)推移グラフ
市場保有の連邦政府債務の対GDP比は、政府内部の保有分を除いた米国連邦政府の債務(市場保有の債務)が、経済規模(名目GDP)の何%にあたるかを示す指標です。FRED(セントルイス連邦準備銀行)が四半期の系列として配信しています。議会予算局(CBO)が長期の財政見通しで用いる代表的な指標で、第二次世界大戦直後(1946年の約106%)の水準に近づいていることが注目されています。総債務の対GDP比は連邦政府債務残高の対GDP比で確認できます。
📖 この指標の読み方
横軸が四半期、縦軸が市場保有の連邦政府債務の対GDP比(%)を示します。数値が上昇すると経済規模に対して債務が重くなっていること、低下すると軽くなっていることを意味します。データは季節調整済みで、FREDから四半期で取得しています。
データテーブル
| 四半期 | 市場保有の債務の対GDP比 |
|---|
このデータの説明
📊 市場保有の債務の対GDP比とは
市場保有の連邦政府債務の残高を、季節調整済みの名目GDP(年率)で割った比率です。1970年からのデータがあります。総債務の対GDP比より20〜30ポイント低い値になります。
🔢 算出方法
米財務省の四半期末の債務残高と、BEAの同じ四半期の名目GDPから算出されます。債務残高の公表に合わせて更新されます。
📈 経済への影響
対GDP比が高まると、金利が上がった際の利払い費の増加が大きくなり、財政の持続性への懸念が強まります。CBOは、現行の政策のままでは今後も比率が上昇を続け、第二次世界大戦直後の過去最高を上回る見通しを示しています。
📋 活用例
連邦政府債務残高の対GDP比(米国)と比較して政府内部の保有分の大きさを確認したり、政府債務残高(対GDP比)国際比較(IMF)で各国と比較できます。
よくある質問
市場保有の連邦政府債務の対GDP比とは何ですか?
米国連邦政府の債務のうち政府外が保有する分(市場保有の債務)を、名目GDPで割った比率です。FRED(セントルイス連邦準備銀行)が、米財務省の債務残高とBEAのGDPから算出した系列を配信しています。
米国の市場保有の連邦政府債務の対GDP比の直近の値は?
2026Q1の市場保有の連邦政府債務の対GDP比(米国)は98.7%(対GDP比・季節調整済み)です。前年同期差 +2.4pt。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
この比率はどのように推移してきましたか?
1970年代には20%台と低い水準でしたが、1980年代の財政赤字で上昇し、1990年代後半の財政黒字で30%台まで低下しました。その後、リーマン・ショック後の財政出動で大きく上昇し、コロナ禍の2020年4〜6月期には約103%に達しました(GDPの急減も影響)。近年も100%近くで推移しており、高い水準が続いています。