連邦政府の利払い費(米国)推移グラフ
連邦政府の利払い費は、米国連邦政府が国債などの債務に対して支払う利息の金額です。米商務省経済分析局(BEA)が国民経済計算(GDP統計)の一部として四半期ごとに公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済み年率の系列として配信しています。債務残高の増加と金利の上昇がともに利払い費を押し上げるため、財政の持続性を測る重要な指標です。利払い費の対GDP比(会計年度)と合わせて確認できます。
📖 この指標の読み方
横軸が四半期、左軸(水色の棒グラフ)が利払い費(十億ドル(季節調整済み年率))、右軸(オレンジの折れ線)が前年同期比(%)を示します。前年同期比がプラスであれば利払い費が増加していることを意味します。金額は「その四半期のペースが1年間続いた場合」の年率換算値です。データは季節調整済みで、FREDから四半期で取得しています。
データテーブル
| 四半期 | 利払い費(十億ドル(季節調整済み年率)) | 前年同期比 |
|---|
このデータの説明
📊 連邦政府の利払い費とは
連邦政府が国債(財務省証券)などの債務に対して支払う利息です。国民経済計算(NIPA)ベースの経常支出の内訳で、米財務省の予算ベースの「純利払い費(Net Interest)」とは集計範囲が異なります。
🔢 算出方法
BEAが米財務省のデータなどをもとに推計し、GDP統計の速報とともに四半期ごとに公表します。季節調整済み年率(Seasonally Adjusted Annual Rate)の系列です。
📈 経済への影響
利払い費は債務残高×平均金利で決まるため、金利上昇の影響は国債の借り換えを通じて数年かけて表れます。利払い費が膨らむと、同じ財政赤字でも政策に使える支出が減り、財政の硬直化につながります。
📋 活用例
連邦政府債務残高(米国)や米国10年国債利回りと合わせて「債務×金利」の関係を確認したり、連邦政府経常支出(米国)に占める割合を確認できます。
よくある質問
連邦政府の利払い費(米国)とは何ですか?
米国連邦政府が国債などの債務に対して支払う利息の金額で、米商務省経済分析局(BEA)が国民経済計算の政府支出の内訳として四半期ごとに公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が季節調整済み年率の系列として配信しています。
米国の連邦政府の利払い費の直近の値は?
2026Q2の連邦政府の利払い費(米国)は1,247.0十億ドル(季節調整済み年率)です。前年同期比 +7.4%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
なぜ利払い費が急増しているのですか?
債務残高の増加に加え、2022年以降の利上げで新たに発行・借り換えされる国債の金利が大きく上昇したためです。低金利時代に発行された国債が高い金利で借り換えられるにつれて、利払い費は時間をかけて増えていきます。利払い費の増加は他の政策に使える予算を圧迫するため、財政の持続性の論点として注目されています。