名目GDP成長率(米国、前期比年率)推移グラフ
名目GDP成長率は、物価変動の影響を含んだ米国の名目GDPが、前の四半期からどれだけ伸びたかを年率に換算した値です。米商務省経済分析局(BEA)がGDP統計として四半期ごとに公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。実質GDP成長率との差がおおむね物価(GDPデフレーター)の伸びにあたり、税収の伸びや債務の対GDP比の分母の伸びとして財政にも関わる指標です。
📖 この指標の読み方
横軸が四半期、縦軸が名目GDP成長率(前期比年率、%)を示します。ゼロより上であれば名目の経済規模が拡大、下であれば縮小していることを意味します。実質GDP成長率より高い分は、物価の上昇によるものです。データは季節調整済みで、FREDから四半期で取得しています。
データテーブル
| 四半期 | 名目GDP成長率(前期比年率) |
|---|
このデータの説明
📊 名目GDP成長率とは
名目GDP(季節調整済み年率)の前期比を年率に換算したものです。1947年4〜6月期からのデータがあります。
🔢 算出方法
BEAがGDP統計として推計し、四半期終了の約1ヶ月後に速報値、その後2回の改定値を公表します。実質GDP成長率と同時に発表されます。
📈 経済への影響
名目成長率は企業の売上や家計の所得、政府の税収の伸びに近い動きをします。名目成長率が国債の金利を上回っていれば、財政赤字がある程度あっても債務の対GDP比は上がりにくいため、財政の持続性の議論でも使われます。コロナ禍の2020年4〜6月期にはマイナス29.1%、7〜9月期にはプラス39.9%と大きく振れました。
📋 活用例
実質GDP成長率(米国)やGDPデフレーターと比較して物価の寄与を確認したり、連邦政府債務残高の対GDP比と合わせて見ることができます。
よくある質問
名目GDP成長率とは何ですか?
米国の名目GDP(物価変動を含んだ金額ベースのGDP)の前期比の伸びを、その伸びが1年間続いた場合の年率に換算したものです。米商務省経済分析局(BEA)が四半期ごとに公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が配信しています。
米国の名目GDP成長率の直近の値は?
2026Q2の名目GDP成長率(米国、前期比年率)は8.0%(前期比年率・季節調整済み)です。前年同期差 +2.0pt。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。
実質GDP成長率との違いは何ですか?
名目GDP成長率には物価の上昇分が含まれ、実質GDP成長率は物価の変動を除いた数量ベースの伸びです。両者の差はおおむねGDPデフレーター(経済全体の物価)の伸びにあたります。例えば2022年1〜3月期は実質成長率がマイナス1.0%だった一方、インフレで名目成長率はプラス7.2%でした。2026年4〜6月期も実質1.5%に対し名目8.0%と、大きな差が出ています。