10年ブレークイーブン・インフレ率(米国)推移グラフ

データ更新: 2026年09月26日 00:27

10年ブレークイーブン・インフレ率は、10年物の通常の米国債利回りから、同年限の物価連動国債(TIPS)利回りを差し引いた値で、債券市場が織り込む今後10年間の平均期待インフレ率を示します。FRED(セントルイス連邦準備銀行)が日次で集約配信しています。市場ベースの期待インフレ率として、FRB(米連邦準備制度理事会)の金融政策判断でも重視される指標です。ミシガン大学 期待インフレ率(家計アンケートベース)と対比することで、市場と消費者心理の期待インフレの違いを比較できます。

📖 この指標の読み方

横軸が日付、縦軸が期待インフレ率(%)を示します。数値が上昇すると市場が織り込むインフレ期待が高まっていること、低下すると鎮静化していることを意味します。データは日次で、FREDから取得しています。休日・祝日はデータがありません。

calendar_month前年差比較
最新(2026-09-24)
2.33 %
1年前(2025-09-24)
2.38 %
年 ~ 年

データテーブル

日付 期待インフレ率

このデータの説明

📊 ブレークイーブン・インフレ率とは

通常の国債(想定元本が固定)と物価連動国債(TIPS、元本が物価に連動して増減)の利回り差から逆算される、債券市場が将来のインフレをどの程度見込んでいるかを示す指標です。「ブレークイーブン」は、両者の実質的な投資収益が損益分岐する水準という意味です。

🔢 算出方法

FRED(セントルイス連邦準備銀行)が、10年物米国債利回りと10年物TIPS利回りの差から日次で算出・公表しています。市場での売買を通じて毎日変動します。

📈 経済への影響

FRB(米連邦準備制度理事会)は市場ベースの期待インフレ率を金融政策判断の重要な参考指標としており、この系列が急上昇するとインフレ抑制のための利上げ観測が強まることがあります。ミシガン大学の家計調査ベースの期待インフレ率と乖離が生じることもあり、両者を比較する分析が行われます。

📋 活用例

5年ブレークイーブン・インフレ率や米国10年国債利回りと合わせて確認することで、市場が織り込む期待インフレと名目金利の関係を分析できます。

quiz よくある質問

10年ブレークイーブン・インフレ率(米国)とは何ですか?

10年物の通常の米国債利回りから、同年限の物価連動国債(TIPS)利回りを差し引いた値で、債券市場が織り込む今後10年間の平均期待インフレ率を示します。FRED(セントルイス連邦準備銀行)が日次で集約配信しています。

米国の10年ブレークイーブン・インフレ率の直近の値は?

2026-09-24の10年ブレークイーブン・インフレ率(米国)は2.33%(未調整・日次)です。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。

5年物との違いは何ですか?

10年物は長期的な期待インフレ、5年物はより短中期の期待インフレを示します。両者の差(フォワード・スプレッド)から、市場が5年後以降の期待インフレをどう見ているかを推測する分析にも使われます。

データソース

提供元: FRED(セントルイス連銀)

Data source: FRED, Federal Reserve Bank of St. Louis (https://fred.stlouisfed.org/series/T10YIE).