マネタリーベース(米国)推移グラフ

データ更新: 2026年09月26日 00:27

マネタリーベースは、市中に流通する現金通貨と、民間銀行がFRBに預けている準備預金の合計額です。FRB自身が毎月公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が未調整の月次系列として集約配信しています。中央銀行が直接供給する資金の規模を示す指標で、FRBバランスシート総資産とほぼ連動して動きます。銀行の信用創造を経て市中に出回るM2マネーストックとの比率(信用乗数)から、銀行貸出の活発さを読み取れます。日本のマネタリーベースと合わせて確認することで、日米の金融緩和の規模を比較できます。

📖 この指標の読み方

横軸が月、左軸(水色の棒グラフ)がマネタリーベースの水準(十億ドル(未調整))、右軸(オレンジの折れ線)が前年同月比(%)を示します。前年同月比がプラスであれば資金供給が拡大、マイナスであれば縮小していることを意味します。データは未調整で、FREDから月次で取得しています。

calendar_month前年同月比較
最新(2026-08)
5,411.6 十億ドル
1年前(2025-08)
5,686.1 十億ドル
年 ~ 年

データテーブル

年月 マネタリーベース(十億ドル(未調整)) 前年同月比

このデータの説明

📊 マネタリーベースとは

市中に流通する現金通貨(銀行券・貨幣)と、民間銀行がFRBに預けている準備預金(法定準備+超過準備)の合計額です。「ハイパワード・マネー」とも呼ばれ、中央銀行が直接コントロールできる資金の規模を示します。

🔢 算出方法

FRB(米連邦準備制度理事会)が毎月算出し、未調整(Not Seasonally Adjusted)の系列として公表します。FRBバランスシート総資産の拡大・縮小(QE・QT)とほぼ連動して増減します。

📈 経済への影響

マネタリーベースをM2マネーストックで割った値の逆数が信用乗数で、銀行がどれだけ活発に貸出(信用創造)を行っているかを示します。金融緩和局面でマネタリーベースが急増しても、銀行貸出が伸び悩むとM2の伸びは鈍く、信用乗数は低下します。

📋 活用例

日本のマネタリーベースやM2マネーストック(米国)と合わせて確認することで、日米の金融緩和の規模・信用創造の効き方を比較できます。

quiz よくある質問

マネタリーベース(米国)とは何ですか?

市中に流通する現金通貨と、民間銀行がFRBに預けている準備預金の合計額です。FRB自身が毎月公表し、FRED(セントルイス連邦準備銀行)が集約配信しています。中央銀行が直接供給する資金の規模を示します。

米国のマネタリーベースの直近の値は?

2026-08のマネタリーベース(米国)は5,411.6十億ドル(未調整)です。前年同月比 -4.8%。詳しい推移はページ上部のグラフ・データテーブルで確認できます。

M2マネーストックとの違いは?

マネタリーベースは中央銀行が直接供給する資金(現金+準備預金)であるのに対し、M2マネーストックは銀行の信用創造を経て市中に出回る通貨量(現金+預金)です。マネタリーベースに対するM2の比率(信用乗数)は、銀行の貸出活動の活発さを示します。

データソース

提供元: FRED(セントルイス連銀)

Data source: FRED, Federal Reserve Bank of St. Louis (https://fred.stlouisfed.org/series/BOGMBASE).